みなさん、こんにちは。
徳島のオフィシャルスクール シャンリーブル主宰の萱谷です。
一年を通し、季節を問わず人気のあるレッスンといえば、リースアレンジではないでしょうか。
またレッスンだけではなく、ギフトとして使われるシーンも多いですよね。
そんな皆様から愛されるリースは人気があるがゆえに、レッスン予約が入ったのに希望サイズのリース土台が売り切れ~なんて焦る経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、材料費の安価な学校単位の講習会などでも人気でもあり、その場合もいかに材料費を抑えて見栄えのするデザインを作り上げるかが講師の腕の見せ所にもなりますよね。
そこで今回は、どんなシーンでもお役立ちすること間違いなしの、身近なアレを使って作るリース土台をご紹介します!
アレとは・・・???
我が家では新聞や本を束ねる際に大活躍していて、常時家に1,2個は必ずあります。
…といえば、もうお分かりでしょうか。
そう、正解はホームセンターや100円ショップなどで売っている「紙ヒモ」です。
次にプリザーブドフラワーの箱やティッシュ箱、本やフレームなど、何でもよいのですがなるべく柔らかすぎない形状のものを用意します。
先ほどの紙ヒモの端を少し長めに残し、用意した箱等にくるくる巻きつけます。
この時、箱がたわんでしまわないくらいの均一の力加減でしっかり巻き付けます。
巻きつける回数に特に決まりはありませんが、目安として仕上がりサイズが直径15センチで20~25回くらい、直径20センチで35~40回くらいです。
適宜自分好みの回数を巻いていき、巻き終わったら端は同じように長く残してカットします。
次に束状になったヒモを箱から抜きます。
残してある端を丸い束状のヒモに螺旋状にくるくる一周巻き付けます。
螺旋幅を狭く、きつめに巻くことでしっかりした土台となります。
大きなリース土台の時ほど、螺旋幅を狭く巻いてください。
一周したときに両端のヒモが上下交互に出ていることが理想です。
もし、同じ側に出た場合は
片方の端を土台に挿すように反対側へ出せばOKです。
次に両端をかたむすびし、止めます。
さらにそのままわっか状にしてフックを作り根元で結んで完成。
巻きつけるもののサイズを変えれば、自分好みのサイズ感でリース土台が完成です。
また使用頻度の高い直径20センチのリース土台の場合は、フロールエバーのカーネーションやアジサイ箱の長い辺で巻くとぴったりです。
このようにとても簡単ではありますが、大きなリースの場合は強度的に向きません。
また、取り付ける花資材が極端に重たいものや、生花などには向きませんのでご注意ください。
プリザーブドフラワーやドライフラワーなどで土台直径20センチ(仕上がり23~25センチ)程度なら安心してご使用いただけます。(不安がある場合は巻く回数を増やすとなお安心です)
また紙なので、グルーガンが使えない場所でも、木工用ボンドで短時間で作業できるのでおすすめです。
レッスンでは生徒様と土台から一緒に作るもの良いかもしれませんね。
ぜひ、もしもの時にご活用ください。
シャンリーブル 萱谷厚子