皆様 こんにちは。
千葉県柏市でFEJオフィシャルスクール「アトリエ フロレゾン」を主宰しております谷澤です。
ナチュラルな茎を見せた「クラッチブーケ」は、近年花嫁様に人気があるブーケのスタイルです。
茎をスパイラルに組み上げ、なかなか初心者の方には難しいスタイルのブーケですが、今回は3つのポイントを押さえた、初心者の方にも組みやすいクラッチブーケを紹介します。
何本ものお花の茎を束ねるのは、初心者の方には大変な事・・・。
そこで今回はスプレーローズという、何輪ものお花が広がって咲いているタイプのローズをメインに使います。
茎の本数が少ないため組みやすく、ボリュームが出ます。
スプレーバラの中でお勧めするのがバラの高さがほぼ揃っているタイプのものです。
今回使用するスプレーバラは左から
東京堂 FM154 エクリュメリンダローズ
FM7799 ローズパニエ
FW95061-11 ローズジョアンヌ
このようにお花の高さに段差が付いているバラは組み方が難しくなりますので避けた方が良いです。
途中で枝分かれをしていない、茎がまっすぐなカラーのような花材もお勧めです。
東京堂 FM1420 モネールカラー
茎が柔らかく曲げやすいベリーのような素材も使いやすい花材です。
東京堂 FM3070-23 セダムベリースプレー
バラの下処理をします。
今回茎を組む位置は、お花の上から16㎝。
16㎝以下にある葉は全て取り、16㎝前後の位置の棘をとります。(下の方の棘は残します。)
お花をまとめるのはフローラルテープよりも滑りにくい防水テープを使います。
東京堂 SJ1600
この3つのポイントを押さえて制作します。
今回使うお花はこちらです。
左から
東京堂 FM1420-24 モネールカラーS グリーン 2本
FM95061-11 ローズジョアンヌ ラベンダーグリーン 1本
FM154-2 エクリュメリンダローズ アンティークピンク 2本
FM154-37 エクリュメリンダローズ クリーム 2本
FM7799-23 ローズパニエ クリームグリーン 1本
FM3070-23 セダムベリースプレー 1本
組み立てます。
バラの頭から16㎝のところで茎と茎をクロスにして重ね、テープで止めます。
上から見たところ
花材を少し左に回し、さらに花材をクロスにして重ねます。
2と同様に左に回して、足すお花をクロスして足していきます。
お花のバランスを見ながら足していきます。
横から見ると茎が広がっています。
カラーは花の先端を外側に向け、2本を並べるとバランス良く見えます。
ベリーは一番低い位置にあるベリーの高さに合わせて入れます。
重ねた後、長いベリーを折り曲げてお花の間に入れます。
上から見るとこのようになります。
リボンをつけて完成です!
いかがでしたでしょうか?
今日ご紹介した3つのポイントをおさえておけば、季節の花やお気に入りの花で自分だけのクラッチブーケを簡単に作ることができます。
クラッチブーケはブーケデザインの基本です。
ぜひ皆さんも季節の花やお気に入りの花を合わせて、素敵なクラッチブーケを作ってみてください♪
柏市 フラワースクール アトリエ フロレゾン 谷澤美喜子