ここ数年、スイーツアレンジを良く目にするようになってきました。
お花の資材屋さんでも、樹脂のマカロンやワッフルなどが素材として売 られていますが、
スイーツデコならともかく、樹脂マカロンの色やテカリが
プリザーブドと合わないと感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そこで今日は、どこででも手に入る材料を使って作る、プリにぴったりのふんわり質感のマカロンの作り方をお教えします。
用意するのは、100均で購入した紙粘土。
これに、アクリル絵の具を少量混ぜて練り込み、お好みの色の粘土を作ります。
次に、穴の丸い絵の具パレットなどに、丸めた粘土をギュッと押し込みます。
量は、気持ち多めがポイントです。
そして一番大切なのはパレットに下処理をしておくこと。
ワセリンやハンドクリーム、サラダオイルなど油性のものをごく薄く塗っておきましょう。
取り出しやすくなります。
パレットに詰めた紙粘土を取り出し、縁を爪楊枝などでひっかいてマカロンの命(?)「ピエ」を作ります。
出来上がったマカロンは半日~1日乾燥させましょう。
しっかりマカロンが乾燥したら、 いよいよクリームを絞っていきます。
絞り出し袋に入ったクリームを、ぐるっときれいにマカロン生地に絞り出し、
表と裏をくっつければ完成です!
色々な型をうまく活用すると、クマやビスケットのクッキーも作れます♪
クリームには、いろいろなものが利用できます。
①目地埋め用シリコンコーキング材
②スイーツデコ用のホイップ紙粘土かクリーム状樹脂粘土
③少量しか使用しない場合は、マカロン本体に使用した紙粘土に少しずつ水を加えてクリーム状にして、絞り出し袋に入れて使用すると無駄なく使えます。
④今回は、100均で見つけた樹脂っぽいクリームを利用してみました。意外にちゃんと使えましたので、これもオススメです。
マカロン作りのそのほかのPoint
・ 長持ちさせたいときにはアクリルニス(つや無し)を塗りましょう。
・クリームは、紙粘土系は絞る前にマカロンのほうに薄くボンドを付けます。
(付いているように見えても乾くとはずれて大変なことに・・・)
これは、フォームをケーキに見立てたアレンジでも同様です。ケーキにクリームを絞って 「さぁ出来上がり~^^」と生徒さんが持ち帰ったクリームがご自宅で落下したら悲劇です。
・シリコン系はそのまま絞ってOKです。
いかがでしたか。
意外に簡単なマカロン作り。
みなさんのアイディアをプラスして、是非オリジナルマカロンの入ったアレンジメントをお作りください。
マカロンの作り方を教えてくださったのは
「花あとりえシェリー」 片岡先生です☆
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