2012年に行われたFEJフラワーコンテスト準グランプリ作品のご紹介をさせていただきます。
作品について萱谷先生からコメントをいただきました。
作品のテーマは「オーバーラップ」。
過去と未来、表と裏、明と暗・・
リースという終わりのない世界で重なり合う、2つのイメージを表現してみました。
私がコンテストでいつも気を付けているポイントは4点です。
「どうなってるの?」
「透明感」
「奥行き感」
「立体感」
コンテストテーマが【クリスマス】だったので、
リースを使った作品を作りたいとまず考えました。
それを上の4つのポイントと組み合わせた時に、
クリスタルの世界に閉じ込められた、
表は紫色で、裏は白というリースの構想が浮かびました。
しかし、あくまで頭の中での想像の世界なので、
実際の作業工程に不安もありましたが、
意外にも、製作は快調にすすみ、すっぱり終えることができました。
3枚のアクリルパネルにサンキライがサンドされ、
正面からは真ん丸リースに見え・・
見る角度によって形が変わるというおもしろさ。
そう、まさに「どうなっているの?!」ですね。
そう思っていただける、ちょっとワンダーな作品です。
すてきな準優勝のトロフィーをいただきました☆
「シャンリーブル」 萱谷先生