最近では長生きされる方が多く、長寿祝いを行う機会も増えているかと思います。
ただ、一言で「長寿祝い」と言っても、お祝いする年齢によって、呼び名や色が決まっていますので、 今日は詳しくご紹介したいと思います。
長寿祝い一覧
●61才 還暦・・・赤色
還暦は、再び生まれた時に帰る、という意味があります。
昔、魔除けのために、赤ちゃんに赤色の産着が着せられたことから、赤色がテーマ色となりました。
※ちなみに長寿が一般化してきた現状を背景に2002年に生まれた、65才のお祝いである「緑寿」のテーマ色は、名前の通り「緑」です。これは、環境をテーマとしているそうです。
●70才「古希」、77才「喜寿」・・・紫色
気品があって優雅な印象を受けますよね。
かつて律令時代の日本では、高位を表す色として使われていました。
●80才、88才のお祝いは「傘寿」「米寿」・・・黄色
古代の中国では、皇帝や皇位を表す色として使われていました。
●99才の「白寿」・・・白色
最近では、白寿を迎えるかたもたくさんいらっしゃいますね。
●ちなみに、100才以上のお祝いには基本的にテーマ色はありません。
色にこだわらず、自由にお祝いの品を選びましょう。
アレンジメントを作っていると、退職祝い(還暦)をはじめ、たびたびご長寿祝いのアレンジのご依頼を受けますので、テーマの色を知っていれば、アドバイスにも役立ちますね。 ぜひ参考にしてください。
長寿お祝いに適したカラーについて教えてくださったのは、
「フルールアンジェルック」小久保先生です☆