プリザーブドフラワーのアレンジメントを作るのに不可欠な「グルー」。
以前、接着剤のあれこれをご紹介した際に触れましたが(花用の接着剤の使い分けをマスターしましょう)、今日はフラワーレッスンをこれから始めるという方に、グルーについて詳しくご説明したいと思います。
接着剤の一種です。専用の機械を使い、接着剤を溶かしながら使用します。
速乾性があり、ある程度の接着力もあるので、フラワーデザインの現場にとどまらず、ヌイグルミの目をつけたり、工業用に使われたりと、さまざまなシーンで使用されています。
・グルーガン
(低温用、高温用、抵高温兼用、細ノズルタイプなどがあります)
ガンは、その名のとおり、ピストル状のグルー用ウォーマーで、
別名、【ホットガン】とも呼ばれます。 スティックのグルーをセットして使用します。
片手で使えるので細かい作業に向いています。
・グルーポット
ポットは、小さな鍋状のグルーウォーマーです。専用のペレット(小さな粒上のグルー)をこのポットにいれ、温めて使用します。
一気にたくさんのグルーを溶かすことができ、コストもガンより安めです。大量のアレンジを制作するときや、たくさんの人数でグルーを使用したいときに便利です。
高温用、低温用、兼用タイプがあります。それぞれの温度にあったウォーマーととグルーを使用しないと、効果がでません。
最近では、透明タイプのグルーステッィクのほかに、カラー付のもの、ラメ入りなども出回っています。
高粘度、低粘度タイプがあります。
高粘度タイプはぽってりとした使用感で白みがかった透明です。
低粘度タイプはさらっとしていて、やや黄味がかっています。
粘度の異なるものをブレンドして、好みの固さで使用することもできます。
ガンはメーカーやワット数によって使い勝手が違いますし、 ペレットも同様です。お好みの組み合わせを見つけたり、使用用途によって使い分けてみてくださいね。
「グルーで作るシーリングスタンプ☆花器をオシャレに」では、グルーを使って封蝋を作るテクニックをご紹介しています。
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