プリザーブドフラワーでは、 茎がないために、ワイヤーで花首から下を
ワイヤリングする作業が必要です。
ワイヤーには 様々な太さがあり、
小さい数字になるほど太く 大きな数字になるほど細い番手となります。
さてこのワイヤー、どの花にどの太さのものを選べばよいでしょうか。
プリザーブドフラワーでよく使うメディアナクラスのローズや、
スタンダードのカーネーションをクロスメソッド
(十字になるように、2本のワイヤーを通すこと)で
ワイヤリングするのであれば、 24番のワイヤーを使うのが一般的です。
では、今まで使ったことのないプリザーブドフラワーや、
生花の芍薬などの頭が大きく重いもの、
アーティフィシャルフラワーの大輪のお花をワイヤリングする際、
何を基準にワイヤーの太さを選べばよいでしょうか。
答えは、ワイヤリング後に軽く花を振ってみて、
重みでワイヤーが簡単にたわんでしまわなければOKです。
たとえば、このアーティフィシャルダリア。
かなり大きく重そうなので、あらかじめ22番という少し太いワイヤーを選び、
ツィスティングしてみました。
一見、大丈夫そうに見えますが、軽く振ると・・
このようにすぐたわんでしまいます。
こんな時は、ひとつ番手が小さい「20番ワイヤー」でツイスティングするか、
「22番ワイヤ」ーを2本重ねてツィスティングします。
ブーケを作る際などの参考にしてください☆