まもなく6月。 気温を上がりはじめて、生花が長持ちしなくなる時期でもあります。
そんな季節に、より生花を長持ちさせるための、 一番初歩的で、
簡単なテクニックをご紹介いたします。
①保存するときは深水で
お花を生けるまえにはしっかり水揚げしておきたいものですよね。
そんな時は深水に入れておきましょう。
浸透圧で水があがります。
水がしっかり揚がれば、飾る際には水の量を減らしてOKです。
②水切り
お花の茎を、生ける直前に水の中でカットします。
できれば2、3回カットすると良いでしょう。
とくに、あざみのような茎に空洞のある植物は、 水切りをすると、
中の空気が泡となって、茎から抜ける様子がわかりますので、
この空気が出なくなるまで水切りをすると、水が上がりやすくなります。
花瓶に入れたお花は、毎日お水替えをして水切りすると、
バクテリアの発生を防ぎ、お花が長持ちします。
③葉裏から霧吹きで霧をかける
お花をアレンジメントする前に、葉裏に霧吹きで お水をシュシュッとかけておきます。
そして、完成した後もシュシュッ。
気がついたときにもコマメに霧を吹くと、 アレンジメントが長持ちします。
葉裏には、蒸散を行う気孔が集中しているので、 葉裏にお水をかけると蒸散を防ぎ、
お花がいきいきします。
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かわいいお花は少しでも長持ちさせて楽しみたいですね。