
山吹色のお花は、同じく山吹色の袈裟をまとった僧侶と同じ色。何か、意味があるのでしょうか?これから調べてみようと思います。
お祈りをする場所の近くには、たくさんのお花が売られています。
花はジャスミン、クラウンフラワーにマリーゴールド、蓮の花などが多く使われていました。
お祈りにはリース状にした花輪と、
直径10cmほどの輪状につなげた「プアンマライ」と呼ばれる花のお守りが使われています。
「プアンマライ」
この「プアンマライ」
タイではとてもメジャーなお守りだそうです。「交通安全」のお守りのとしても使われていて、よくよく見ると、タイのタクシー、トゥクトゥクに乗ると、そこには必ず「プアンマライ」が飾られています。
他にもプレゼントやお供え物、神聖なものへ尊敬の意を示すときに使われるそうです。
「プアンマライ」には香りが良いジャスミンが入っていて、お部屋がジャスミンの香りでいっぱいになります。
息子たちがムエタイを見たいとのことで試合を観に行きましたが、そこでも選手は皆「プアンマライ」を身に付け、祈りを捧げていました。
ホテルの象にも。(タイで象は神様)

これはたぶん千日紅。
こんな風にこの国では花は祈りとともに、暮らしのすぐそばにいます。
最初、花売りの人達を見て「売れるのかしら??」と心配に思っていたけれど、祈りとセットになっている花はきっと地元の人もたくさん買うのでしょう。

花とともに祈りを捧げ、花は生活の一部。それが私の見たタイ。日本のように、決して贅沢品ではなく、暮らしの中に花がすっと入っている感じ。
日本も仰々しくなく、もっともっと花が暮らしに溶け込んでいけばいいのになあと思います。
フジエ
おまけ。マックもタイ使用
サワディカー