「アレンジの中のひとつひとつの花材がきれいですね」
というお言葉をいただくのは、デザイナーにとってうれしいことです。
花材にちょっとしたひと手間をかけて美しく仕上げるコツは たくさんありますが、今日はその中から“折れ曲がったリーフの直し方”についてご紹介したいと思います。
とっても簡単なので、すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
簡単にすぐに試せる、2つの方法をご紹介いたします。
1つには 時間に余裕がある場合 の方法、
2つ目は その場で即席に直す 方法です。
まずは1つ目の時間に余裕がある場合・・・
↓ ↓
ヘデラリーフ、枝から外すとこんな感じのものをよく見かけます。
いっぱい入っているとちょっと使いにくいですよね~ん~・・・。
もちろん、こんな葉っぱが似合うアレンジもありますが・・・
通常のレッスンでは不向きかもしれません。
でもご安心を!
↓ ↓
こんな風にきれいに変身!!
その方法は、こちら!
↓ ↓
100均などでも手に入る、チャック付ビニール小袋を用意しまして・・・
↓
こんな風にヘデラを3~5枚、しわを伸ばしながら重ねて入れ、
しっかり空気を抜いてチャックを閉じます。
これで1日寝かせてください。
以上!!
これだけで本当にきれいになるんです!キラキラ
生徒様の使われるリーフはいつもこのように
きれいにした状態で使っていただいてます。
なんだそんなこと~??と思われた方、すみません汗
2つ目のその場で即席に直す方法・・・
上の写真をご覧ください。
実は右がOKで、左がNGのワイヤリングなのです。
何が違うかおわかりになりますか?
(葉っぱの形は関係ありません)
そう、ワイヤーのカーブのつけ具合です。
左は縫い目からまっすぐおろしていますが、
右は少しまあるいカーブをつけておろしています。
これがポイントなのです。
右側ですとワイヤーが葉の裏面をより広い面でカバーする形になり、
こんな折れ曲がったリーフも ↓ ↓
このようになります(同じ葉です)
こんな風ひと手間加えると、キレイに使えるリーフが増えて、経済的!!
ヘデラリーフ以外にも、丸葉ユーカリ、アリシエール、ケルカスオーク、
レモンリーフなどにも使える方法なので、是非お試しくださいね^^
リーフについて教えてくださったのは
「フラワーサロン花笑み」豊岡先生です☆