お祝いやお悔みでお花を贈る(作る)場合、マナーやタブーを理解していることが大変重要です。
今日は、一般的に言われている冠婚葬祭でのマナーをご紹介させていただきます。
*お悔み
四十九日までは「白中心」「バラなどトゲのあるお花は使用しない」と言われています。
(※葉物のグリーンはOK)
ご希望により淡いピンクやクリーム色、水色など柔らかい雰囲気のお花を入れることは良いとされていますが、地域によって風習が異なります。
分からない場合やお亡くなりになり間もない頃は、白いお花を基調にお作りすることが無難でしょう。
年回忌が進むごとに「弔う花」から「偲ぶ花」へとかわります。
故人が好きだったお色やお花で明るく華やかにお作りしても良いでしょう。
*病気お見舞い
一般的にタブーとされているものは、香りの強いお花や鉢植えなどの根付くお花です。
プリザーブドフラワーはこの点は特に問題ありません。
お色のタブーで見てみると。
・暗いお花
・血を連想させる赤
・葬儀を思わせる白
こうしたタブーの花色を、先様がお好きだという理由であえて選ぶ場合は、その理由をお渡しする際に一言伝えたり、お花にメッセージカードを添えておけば、気持ちが伝わりますね。
病気お見舞いでは、オレンジなど「ビタミンカラー」と呼ばれる色が多く使われているようです。
*出産お祝い・お誕生祝い
男の子にはブルーやイエロー。
女の子にはピンクが定番です。
お名前に海斗くんや桃子ちゃんなど、色を連想させるお名前の場合は、イメージに合ったお花を贈ることも良い一案となります。
*開店・新築お祝い
大きなアレンジなどをご依頼された場合、飾る場所などお店やお宅の雰囲気を事前にお伺いできているとベストです。
NGカラーは「赤」。
火事を連想させるのでタブーのお色と言われています。
実物は、「実を結ぶ」「身になる」と言われ、縁起物で良く利用されます。
プレゼントしたり、オーダーを頂いた際のご参考にしていただければ幸いです。
「アトリエMikure」中川先生です☆
http://ameblo.jp/mikure/