ブライズメイドをご存じでしょうか。
欧米の挙式では欠かせない演出のひとつで、映画『SEX and the CITY』が火付け役と言われ、最近では、日本の挙式でもブライズメイドをつけるブライズが増えています。
http://www.christianothstudio.com/ Photo Credit: Christian Oth Studio
このブライズメイドのルーツには様々な説があります。その中の一説によるとブライズメイドの起源は、中世のヨーロッパにさかのぼります。花嫁の幸せを妬む悪魔から花嫁を守るために、未婚の姉妹や友人たちが花嫁と同じような衣裳を着て付き添い、悪魔の眼を惑わした伝統が由来とされているそうです。
ブライズメイドの具体的な役割
ブライズメイドとは、嫁の付き添い人、立会人として、結婚式で花嫁の側に立つ女性たちのこと。
◆ブライズ=花嫁、メイド=世話をする(若い)女性という意味で、花嫁の女友達や姉妹、親族などで“未婚”の女性が、花嫁の身の回りの世話をする「アテンド」の役割をします。
◆お世話をするだけでなく、皆でおそろいのドレスを着てブーケを持ち、花嫁に華を添え引き立てる役目も。
http://archetypestudioinc.com/ Photo Credit: Archetype Studio Inc
何よりブライズメイドが素敵なのが、おそろいのドレスにブーケを持ったその佇まい。結婚式のテーマカラーに合わせたり、花嫁のブーケに合わせたり、花嫁に華を添え引き立て、結婚式を盛り上げるのです。新郎側にも同じ役割の男性数名がおり、「アッシャー」(グルームスマン)と呼ばれます。
先日、「ブライズメイドとアッシャー(グルームズマン)のお花をお願いしたい」というオーダーをいただき、ブライズメイドには、リストレットブーケをアッシャーにはブートニアをお作りいたしました。
お打ち合わせでは、テーマカラーや、会場のテーマカラーなどをお聞きして、デザインを決めていきました。またこれらは、新郎新婦から、ブライズメイドとアッシャーへのプレゼントなので、可愛くラッピングを施しました。
このようなケースにお入れすることで、お式の後も、楽しい思い出と共に、インテリアとして飾って楽しんでいただけますのでオススメです。
最近では、フラッシュモブなどのサプライズ演出で、プロポーズを友人達と分かち合うなんてこともあるようですが、結婚式を共に演出し、喜びを分かち合あうことで、新郎新婦、ブライズメイドやアッシャーを務めた友人ともに、より一層深く心に残る結婚式となることは間違いありませんね^^
「La Fleur Angelique」小久保早苗
http://ameblo.jp/angelique0305/