朝、家族を送り出した後のしんとした静かな部屋。私はそこでコーヒーを飲みながら 音楽を聴くひと時が大好きです。ほんの15分位の短い間だけれど、くよくよしていた気持ちもスーとなくなって、今日もがんばろう!と思えます。特に今朝は素敵な曲に出会ってこの上ない幸せを感じてしまいました。
無類の音楽好きではありません。でも、昔から花と音楽はとても相性が良いと思っていて、レッスンではいつもお気に入りの音楽をかけていました。この世でもっとも美しい組み合わせのひとつに音楽と花があると思っています。
花と音楽のイヴ・サンローランの最後
花と音楽というと、イヴ・サンローランの葬儀が印象的です。
パリの有名な教会で大勢の著名人参列のもと行われたミサは、花と音楽に包まれた最後だったそうです。沢山の白い花々。真紅が美しい薔薇のリース。当時CNNで国葬並みにTV中継されていました。長きに渡りファッション界をリードしたデザイナー イヴ・サンローランの最後の葬儀は本当に素敵でお洒落だったそうです。
カール・ラガーフェルドがイヴ・サンローランの葬儀に送った純白の花束
(http://www.afpbb.com/articles/-/2402783)
教会ではオペラ歌手が心に響く歌声を響かせて、キャンドルの灯火と花と共にそれはそれはとても美しかったとのこと。
花に似合う音楽、それとも音楽に似合う花?
花と音楽。この世にこんなに美しい組み合わせってあるでしょうか。
これまではただ単純に好きな曲をかけていたけれど、これからは「この音楽にぴったりな花」も探してみたいなあ、と思う今朝でした。
ちなみに・・・数年前までのお正月レッスンでは理事マコがお正月定番曲「春の海」をかけながら皆さまをお迎えしておりました。これもまた季節にぴったり、ちょっとクスっとなる良い時間でした。皆さまが感じる美しい組み合わせはなんですか?