本日は、先日お伝えしたスーパーツリー群の横にあった「クラウドフォレスト」をご紹介します。実は、このクラウドフォレスト、シンガポール植物園の中で私が一番気に入ったスポットになりました。
>【Vol.1】まるでここは近未来!シンガポール「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」
35m上から落ちてくる人工の滝!空中散歩を楽しめるクラウドフォレスト Cloud Forest
ここは世界でも珍しい低温多湿な雲霧林を再現したドーム植物園です。低温で多湿とはどういうこと??・・・高温ではないのですか??とても謎に思いながら、興味津々で見て参りました。
この日、シンガポールは30度近くの気温。すでに巨大ホテルとモールで迷子になり、汗をかきつつハフハフしながら歩いていた私は一瞬このドームに入るの嫌だなあ・・と思ったのです。だって、イチゴ狩りのビニールハウスってとても暑いんですもの。。これ以上、暑い場所に入ったらわたし倒れちゃうかも(涙)そんなことを思いながら受付で28S$(約2350円)の入園料を払いました。
ここは子供達の遠足の場所にもなっているようで、子供たちの行列をたくさん見かけます。中にはカッパを嬉しそうに来ている子もたくさんいて、(そんなの着たら暑いのに・・)そんなことを思いつつ中へ入りました。
中に入るとまず目の前に飛び込んでくる景色。それは35mの高さから落ちてくる人工の滝。
中に入った瞬間、すっきりと涼しい空間が広がっていて、目の前には巨大な森がそびえ立ち、そこはまるでラピュタの世界!かなりの水量の滝なので、あたり一面がびしょびしょです。でも、そんなことが気にならないくらい、私はミストの霧を浴びながらどこか別の世界にきてしまったようで、しばらくここから離れられませんでした。
さっきまで暑くて熱中症になりそうだ・・・とへこたれていた気分はすっかりなくなり、上から降ってくる冷たくて気持ちの良い霧をしばし楽しみました。子供達がカッパを嬉しそうに着ていた理由がわかりました(笑)私もカッパがあれば、もっと滝の近くまで行けたのに・・そんなことを思いながら、やっと冷静な気持ちになって巨大な森を眺めると、森の中に入ってお散歩できることを発見しました。
上にいる人見えますか?
準備万端の子供達は上から落ちてくる滝を待ち受けて、大騒ぎ。とっても楽しそう。
海抜2,000 m以上の気候で生息する植物が再現
低温多湿って一体どの国にあたるのかな?と考えたのですが、山岳地方などがそれにあたりそうです。ここでは土を必要としない着生植物や熱帯山地に育つ食虫植物を見ることができました。
樹木にくっついて生活する植物を着生植物と言う。寄生植物と間違えられることもあるが、くっついている植物から栄養を吸収しているわけではないので、全く異なるものである。樹上で生活するために、根が樹皮の上に張り付くようになっているものが多い。ただし、中には樹上にコケが厚く成長した中に根を下ろして暮らしていて、特に固着するための根をもたないものもある。
着生植物の代表的なものには、ソテツや皆様おなじみのモス、ツリーファーンなどがありますよね。
この植物気持ち悪い!と思ったら・・・レゴでした。。
そして、空中散歩
ガラスのすぐ向こうはシンガポールの街並み。不思議な風景です。
おまけ
もうひとつのフラワードームにもいきましたが、 ここはさらっと(笑)こんな風景を見ながら涼しい空間でお茶が飲めます
もうひとつおまけ・・
お土産物屋さんに水中花?のようなものが大量に置かれていました。