あ、暑い・・・クアラルンプール。
方向音痴のわたくし、アプリを入れて地図を見ながら歩いていたのにも関わらずまた迷子。気が付いたらクアラルンプールのリトルインディア!に迷い込んでおりました。。全然目的地に着かなくて熱中症になりそうでしたが、ここでヒンドゥ―教寺院にお供えする花飾りと花の仲卸を見つけたので、撮影して参りました。
宗教の豆知識
世界の3大宗教をご存知でしょうか。キリスト教、イスラム教、仏教のこの3つが3大宗教と言われていて、【キリスト教22億人 】【イスラム教15億人】【仏教3億人】となっています。
ところが、ヒンドゥ―教は9億人。実は3大宗教に入っている仏教よりも断然多いのです。
*全然関係ありませんが、シンガポールのマーライオンは「世界3大がっかり」に選ばれていると聞きました(笑)本当に全然関係なくてすみません。。
ヒンドゥ―教はインドやネパールで7割いるとされていて、狭義では多神教です。仏教もヒンドゥ―教から生まれていますので、共通しているところがいくつもあります。インド神話にたくさん出てくる神様は日本の「八百万の神」に似ていますし、ガンジス川の沐浴も滝や川で清める日本の風習にも似ているなあと思います。
ヒンドゥ―教の花飾り お供えするのは縁起の良いマリーゴールド
ヒンドゥ―寺院にそなえる為の花飾りをリトルインディアの中でたくさん見かけました。鮮やかな黄色のマリーゴールドはとっても縁起が良いそう。インドでは、神様にお供えする花はマリーゴールドが定番で、首飾りにしたり、薬草やハーブとしてアーユルヴェーダにも使われるとのこと。他には千日紅やジャスミンの花飾りを多く見ます。
写真を撮らせてもらうのに、ひとつ注文。200円で購入。
細かく分けた花を1本の糸で器用に結わっていきます。
こちらのジャスミン、時々髪飾りとしてヘアアレンジに使っている女性を見ます。ジャスミンは香りが良いのでつけているだけで素敵な香りをまとえますね。
リトルインディアのお花屋さん
クアラルンプールには大きな花市場がなくて、お花屋さんや仲卸(?)のような小さな市場があるだけ。リトルインディアでも見かけたので写真を撮らせてもらいました。
フラワーブティックという感じではなく、どちらかとうとお花の仲卸屋さんのような雰囲気です。この日は週末だったせいか、家族(?)総出で装花を一生懸命作っていました。お花は種類にもよりますが、1本30円とか10円のものもありました。特にうすい紫色のマムがとっても素敵でしたよ。
特別な日でなくても花を買う
インドの人たちは祈りとともに日常があるから、特別な日でなくても花を買うそうです。確かに花はお腹を満たさないから絶対に必要なものではないのですが、ここでは、日用品を買うように花も買うのでしょうか。なんかそれって素敵だなあ、と迷いこんでしまったリトルインディアの花飾りを見てしみじみと思いました。
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