フラワー講師はカウンセラー的な役割があります。生徒さんがリラックスして花を楽しめると、次もまた教室にきてくださいます。そのような雰囲気が作れるかどうかは講師次第となります。
このように考えると、実はフラワースクールの先生は花の技術を指導する以外に生徒さんの話を上手に聞けるスキルが必要ということがわかります。このスキルがあればレッスンのどこでつまずいているのかわかりますし、人の話を上手に聞ける力があれば話が上手な人よりも信頼されます。
では、どうやって話をうまく聞けることができるようになるのか?それには生徒さんの気持ちを察する努力が必要になるでしょう。いわゆる「空気を読む」ということでしょうか。最近は空気なんて読んでていたら新しいことに挑戦できない!という風潮がありますが、もちろん、空気ばかり読んでいては身が持ちません。
今日のマコの部屋のテーマは「エアーを読む!」です。
昨日ご紹介した「マコの部屋」の続きを本日も公開いたします。
空気を読むって、う~ん・・・。なかなか難しいですね。
読みすぎても空回りするし、読めない大人もどうかと思います。 しかし、最もタチが悪いのは、読まない人。もしくは読む努力をしない人です。
みなさーん、エアー読んでますか!? 今この場面で、自分がどうリアクションすれば、その場が最もハッピーな結末になるか。 これを瞬時に判断できる人が、空気を読めている人です。
とは言うものの、空気ばっかり読み過ぎていると、自分の意見や意思がなくなってしまいますし、話の方向性を見失う恐れがあります。 う~ん・・・。ますます難しいですね、エアーって。
しかしながら「ステキな先生」として世の中で活躍している人は、この「空気を読む」という行為が実にウマイ!
そしてここが大事なポイントなのですが、わざとらしくないんです(笑)。 さりげなく空気を読んで、さりげなく対応する。 これができれば明日からあなたも、ステキな先生の仲間入り!?
斯く言う私も、エアーに関してはまだまだ勉強中の身でございますので、よかったら一緒に読みまくりましょう(笑)。 さぁ、みなさま! レッツ☆ステキな先生!! それではまたお会いしましょう♪ マコ
***
さりげなく空気を読んで、さりげなく対応する
これは本当に大切ですよね。実は私も空気を読むのは苦手です・・。ではどうやって「さりげなく空気を読むのか」続いてこちらをお読みくださいませ。
みなさんはご自分の身の丈、知っていますか?
うわ~。書きづらい内容ですね(笑)。
でも実はこの「身の丈を知る」は、「空気を読む」ということと密接に関わっております。 「謙遜しましょう」とか「背伸びはいけませんよ~」とかいう意味合いよりも、「身の丈を知ることで、より的を得たエアーを読むことができる」という解釈で捉えていただきたいのです。
身の丈を知ると、驚くほど鮮明に自分の立ち位置が見えてきます。
視界良好~♪ 反対に身の丈を知らない人は、自分の立ち位置が見えていないので、見当違いなコメントをして恥をかいてしまったりします。怖いですねー、身の丈。
的確にエアーを読むためには、自分の立ち位置をしっかり把握しておく必要があるのです。
身の丈 → 立ち位置 → エアー といった感じでしょうか。皆様は自分の立ち位置を考えたことはありますか?これは本当に例えになりますが、お子様がいらっしゃらない先生はお子様のいる生徒様へのコメントはとても難しいですよね。経験していないものはアドバイスできません。
例として挙げてみますね。例えば、レッスン中に子供の急な発熱がテーマになった時、
「子供って本当に急に熱を出して大変ですよね~。わかりますう。」とママ仲間的な視点からコメントを伝えるよりも、「小さな姪がいるので子供の急な発熱が大変そうなのは姉を見ているのでわかります。私には経験がないので相談しにくいこともあるかもしれませんが何かあったらおっしゃってくださいね。」こうコメントした方が良いと思いませんか?
変に知ったかぶりをして見当違いなコメントをするより、自分の立ち位置をきちんと理解していればさりげなく空気を読むことができるようになるのです。
「立ち位置」に関してはまたの機会にお話したいと思います。ということで、まだお知りでない方はこの機会に是非身の丈を測ってみてください♪ どんなに間違ったとしても、身長のことではありませんのでご注意を・・・。
って・・・アレ?(笑)。
それではみなさま。レッツ☆測定~!! またお会いしましょう♪ マコ
***
レッスン中に生徒さんから同じ内容の相談をされても、そこに大勢の他の生徒さんがいる場合と自分と生徒さん二人きりの場合ではきっと相談の意味合いが違ってきます。
(この場面で私にこの質問・相談をしてくるということは、こういうことかな?)そんな風にさりげなく察することが大事ですよね。
実は私もこのエアーを読むことはなかなか出来ません。でも反対の立場になって考えると、確かに静かに話を聞いてくれ人や素敵な反応をしてくれる人といるのは心地良いです。正直、人の気持ちを察するのは花の技術を習得するより難しいですが・・・・・お花の先生は心地よい空間を作ることも運営のひとつです。みんなでがんばりましょう!