(出典:http://greenweddingshoes.com/)
フランスではシャンペトル(田園風なデザイン)がすでに確立されていまよすよね。だから、もうこの流れは世界的だと見て良いのではと思っています。
私達花を扱う者としては、花の流行をキャッチしていくのはとても重要。流行に振り回されるのは良くないけれど、ニーズをつかんでおくことは大切です。
少し前まではかっちりモダンなものが流行っていたNYのデザイン。今はどう変化しているのか。
今日は、そんなNYスタイルの花の今を探ってみたいと思います。フラワースクールの先生たちの何かの参考になれば嬉しいです。
(出典:http://www.greylikesweddings.com/)
それでは、実際に今、ニューヨークで流行しているシャンペトルスタイルのブーケたちをご参考までにご覧いただきたいと思います。
(出典:http://www.greylikesweddings.com/)
(出典:http://junebugweddings.com/)
(出典:http://www.ceremonymagazine.com/)
(出典:http://www.magnoliarouge.com/galleries/)
(出典:http://www.greylikesweddings.com/)
(出典:http://www.greylikesweddings.com/)
(出典:http://www.magnoliarouge.com/)
(出典:http://www.magnoliarouge.com/)
(出典:http://www.magnoliarouge.com/)
(出典:http://www.magnoliarouge.com/)
(出典:http://www.magnoliarouge.com/galleries/)
ナチュラル感あふれる、ニューヨークスタイルのブーケ達。
パリスタイルのシャンペトルに比べると、やや甘めなテイストのものが多いように感じます(リボンはとにかくロング!)。
ガーリー、クラシカルなどのニュアンスがあるブライダルファッションスタイルが人気なので、ドレスに合わせるブーケもどこか可愛さのあるデザインが求められるのだと思います。
今、ニューヨーカーが求めているフラワーデザインは、まさにこれ、という感じではないでしょうか。
(出典:http://www.colincowieweddings.com/)
ルイスのステキなフローラルデザイン、いかがだったでしょうか。こんなロマンチックなお花に囲まれた結婚式、女性なら誰でも憧れてしまいますよね。
ルイス・ミラーは、Vogue始め、同業他社(?)のマーサ・ステューアトにさえも旬のデザイナーとして取り上げられています。アメリカはもちろん、世界中から注目されているルイス・ミラーのロマンチックなフローラルデザイン。これから大注目間違いなしです
が・・・実はとってもシャイな人なので、レッスンをしたり、デモをするのは苦手なんだそうです。
SNSで情報を収集することが上手な、若いおしゃれな女性たちは、web上で最も発信力のあるアメリカの女の子たちの流行をダイレクトにキャッチしています。
ナチュラルでありながら上品で、甘さも兼ね備えたNYスタイルのフラワーデザインは、今のトレンドにピッタリとマッチしており女性受けするデザイン。今後ますます盛り上がりそうな予感がしました。
でも、ナチュラルなデザインは、ともするとゴミっぽく見えたり、散らかったように見えます。ささっと作られているように見えますが、実はとても技術のいるデザインなのです。このデザイン実は不得意、というフラワーデザイナーの声もよく聞きます。
顧客の要望に応える、という意味では私達も勉強していかなければいけないですね。
だからといって、流行っているからと全部真似するのではなく、自分のいつものデザインにちょっとだけ今のエッセンスを取り入れていく、というのが一番良いと思います。
洋服と同じで、流行まるごと取り入れると痛い感じになるし、それは本来の自分ではないですよね。だからトレンドを小物でぴりっと効かせる、という感じが落としどころでしょうか。
自分が表現したいこととお客様のニーズ。今日も私はその狭間でゆれるのです。