いよいよイベントが多くなるシーズンがやってきましたね。これから年末にかけて七五三、ハロウィン、クリスマス、年末の会等々、手料理を作って友人・家族を呼んでのアットホームな自宅パーティーをする人も多いのではないでしょうか、
料理が並んだテーブルに花があると、それだけで席がぱっと華やいで、腕によりをかけて作った料理が更においしそうに見えるのでぜひお花も一緒に並べていただきたいのですが・・・
実は、料理の席に出す花は、なんでも良いと言うわけではありません!
というのも、あまり香りのきつい花は料理の良い匂いを台無しにしてしまいますし、アレルギーを引き起こすような花もあまり食卓にはふさわしくありません。
そこで今回は、料理の席にさりげなく飾って楽しめる花をご紹介したいと思います。
花を準備する時の参考にして頂けたらと思います。
料理に添えるのにオススメの花
1)アジサイ
アジサイはご承知の通り、まったく匂いがしないお花です(ヒラヒラした部分は実はガク)。そのまま飾っても十分存在感がありますし、他のお花との相性もバツグン。
食卓にとても飾りやすいお花です。今はアジサイのシーズンが過ぎていますが、春から夏までのパーティにはぴったりだと思います。
この花の良いところはそれほど凝ったアレンジにしなくても、雰囲気が出るところ。料理の準備で忙しい人にもぴったりですよ。
何日か飾ったら、ドライにしてしまえば再び使えます。
2)カスミ草
最近、若い女性を中心に人気のカスミ草。
ほんのり香りますが、嫌味が無く、何よりも飾りやすいのが魅力です。
3)オーキッド類
蘭(オーキッド)は、水替えさえきちんとすれば1ケ月近くもちます。
洋蘭は比較的匂いが無い品種が多く、なんといってもお花1輪1輪にインパクトがあって豪華。少し飾るだけでだけで華やかな食卓になります。とっても便利な花だと思います。
(出典:http://www.bollea.com/table-runner)
こんな風に、何種類かのお花を小さなグラスに入れて寄せ集めるのもアイデアです。
最近は香りのある洋蘭も最近は出回りはじめ、オンシジューム・シャリーベイビーワインという品種は、甘いチョコレートの香りなんです。ティータイムにはうってつけですが、料理の邪魔をするくらいの香りの時は気を付けてくださいね。
4)多肉植物
見た目にインパクトのある多肉植物。
普段はインテリアとして楽しんで、お友達を招いたパーティの時などのセンターピースとして使えば、パーティの話題も盛り上がりそうです。飾る時はパーティーらしく、キャンドルやキラキラした花器と一緒に置くのがコツです。(多肉植物だけで飾るとやや地味な印象になります)
土がこぼれないよう、ご注意くださいね。
5)ダリア
キク科のダリアは比較的花持ちが良く、香りもあっさりとさわやか(ほとんどしません)ですが、その他のダリアは意外と花が持ちません。1輪でもインパクトがあって豪華に見えるのですが、水が下がりやすいのが難点ですね・・
でも、派手な花なので、コップに1輪ずつ入れて並べたり、テーブルの中央にどんと置いても様になる便利なお花なのです。
ブタクサにアレルギーのある方は、ダリアにもご注意ください。
アレルギーが出やすい花リスト
●クリスマスシーズンに使う針葉樹(杉、ヒノキ)
クリスマスに針葉樹のリースはつきものですが、生花の場合、去年の花粉がそのまま枝に残っていることもあります。
ですので、杉やヒノキの花粉症が強い方がいる時は、気を付けた方が良いかもしれません。
その他にはこんな花がアレルギーになりやすいので注意してください。
●ラベンダー
アレルギーとはちょっと違うのですが、ラベンダーは女性ホルモンの働きを活発にすると言われています。
その為、妊婦さんにはラベンダーの花もアロマも厳禁です。
おわりに
気の合う人たちや家族での食事の時間というのは楽しいものですよね。そこに花を一輪加えるだけで、美味しい料理がもっと美味しそうに見えるのが花の魅力です。
腕によりをかけて作った料理にぜひぜひ花を飾って、より楽しい時間を過ごしてくださいね。今日は、バラをご紹介しませんでしたが、バラの中には香りが殆どない品種も多くありますので、お花屋さんで実際に確認されると良いでしょう。
パーティーにはどんな人がどんなアレルギーを持っているか、その人がどんな香りが嫌いかまではわからないですし、そんなことまでリサーチできませんよね。だから、パーティーの料理に花を添える時は「匂いが少なく、アレルギーがあまり出ない花」を選ばれるのが良いと思います。
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