今週は”「ネット販売の落とし穴実例集」”というタイトルでお届けしています。会員の皆様はもうお読みいただけましたでしょうか^^
OLさんや主婦が、持ち前のセンスで作ったアクセサリーや小物等を気軽にネット販売出来るようになってきたその一方で、実は知らないと怖くて大変な目にあうかも?!というネット販売に係る事例があります。
今日はその中から一部を抜粋してダイジェストをお届けいたします。マコから皆さんへのご意点は以下の5つです。
今回のマコの部屋は、『ご入金お伺いの雛形』付きです。ネット販売をされる会員の皆様、よろしければご活用下さませ。
それではダイジェスト版を早速ご覧下さい!
皆さまこんにちは。マコの部屋へようこそ。
最近ではミンネ(https://minne.com/)やクリーマ(https://www.creema.jp/)など、ハンドメイド作品の総合販売サイトの登場により、一昔前よりも作品の販売が手軽に行える便利な時代となりました。
商品をデザインして手軽に販売することはとても便利なことではありますが、ネット販売の知識や経験値が伴っていないと、思わぬ落とし穴に落ちる危険性もあります。
しかし、その場合の対応策さえ知っていればネット販売は怖くないので、今回は実例集をご紹介しながら、対応策についても勉強していきましょう。
ネット販売の世界では、購入手続きをする中で商品は確保されているまま、いつまで経っても入金処理にならないことがあります。
純粋にお客様が入金を忘れてしまっている場合なら特に問題はないのですが、意図的に入金の手続きを遅らせているケースも考えられます・・・・
お仕事を離れてから長い方だと『困ったな・・、どんなビジネス文章をお送りすれば良いのかしら?』と戸惑うこともあるかと思いますが、ライター出身のマコがご紹介する雛形をご自身なりに応用してご使用下さいまぜ^^
商品購入に際して、お客様が一つでも不安に思うことがあったり、心変わりがあると入金が遅れることがあります。入金の確認が取れずイライラしてしまう気持ちもあるかと思いますが、こうした場合は段階別に丁寧な対応が求められます。
手作り作品の販売サイトは、ご自身が出品しているカテゴリーの商品を誰もが自由に閲覧することができます。
ご自身にそのつもりはなくとも、カテゴリー内の商品を何度も見ている内に、もともと出品されているものと似通ったデザインの商品を作ってしまうことがあります。
プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーは、デザインが似てしまいがちなので、こうしたあらぬ疑いを未然に防ぐためにも、もともと販売されている商品にあまりにも似ているデザインの制作は控えるようにしましょう。
PL法とは製造物責任法の略で、販売した商品の使用中にお客様の生命や財産に損害を与えてしまった時、それが商品の欠陥によるものであることが証明されると、製造者の賠償を受けられるという法律です。
この項目では、マコが花のアレンジメントの場合はどんなことがこのPL法の対象になってしまう可能性があるのかご紹介しています。
商品の欠陥から賠償問題になることも十分に有り得ますので、デザイン性のみならず、安全面にも細心の注意が必要です。
配送した商品が破損してしまった場合において、お客様が商品を期日までに必要としてたり、無理難題を言ってこられる方であった場合は、いわゆる厄介なケースになってしまうことがあります。
本編ではマコが「こんなことが起こった」「厄介なケース」をご紹介します。
断固として受け取りを拒否されてしまった場合は、前述の通り直接お詫びを伝えに出向くか、何度も謝罪のお手紙を出すなど、驚くほどの時間と労力を費やすことになってしまいます。
配送においてトラブルがあった場合はこうした最悪のケースにならないよう、最初から心のこもった真摯な対応をするようにしましょう。
フラワーアレンジメントなどの大きな商品の配送をする場合は、商品の追跡機能がついた宅配便などになるので問題はないかと思いますが、アレンジメント以外の小物を販売する際の配送方法としては、普通郵便などで手軽に商品をお届けすることが多くあります。
お客様を疑うのはとても心苦しいことではありますが、いわゆる確信犯と呼ばれる人も中には存在するということです。
こうしたトラブルを未然に防ぐためにも、小さな商品を送る場合は追跡機能がついた特定記録郵便などを利用することをお勧めします。
ネット販売の世界では、予想できるトラブルを事前に回避することがとても大切で、それさえ出来ればネットショップは素晴らしいツールとなります。
特にフリーのデザイナーやハンドメイド作家にとって、ミンネやクリーマの躍進により、お客様との距離が縮まりとても活動しやすい時代になりました。
こんな便利なツールを利用しない手はないので、ネット販売のリスクヘッジを良く把握した上で臨まれることをお勧め致します。
それではまたお会いしましょう。
マコ
クレームが発生すると、何とも言えぬ憂鬱な気分になってしまい「もうやめてしまおうかな」とつい考えてしまうことも。
ですがせっかくはじめたネット販売ですから、1人でも多くのお客様にファンとなっていただいて、作品発表の場として長く続けていきたいものですよね。
その為にも起こりうる事態を想定して、日頃から細心の注意を払いながらショップを運営をしてまいりましょう!