※この記事は、以前会員様向けに配信した内容を加筆修正したものです
今、フラワー事業の中で期待されている分野「レンタルフラワー」
レンタルグリーン(観葉植物)などは昔からよくありますがプリザーブドやアーティフィシャルなどの質の向上によりディスプレイ等のレンタルニーズが高まってきています。
毎年のように様々な企業(または個人)が参入しているレンタルフラワーの世界について、調べてみました。そしてどんな風にとりかかったら仕事につながるのか?まとめてみました。
レンタルフラワーがなぜ人気なのでしょうか。その一番の理由は…
もちろん「ローコスト」です。
実際に、この記事を書いた時とちょうど前後して、1ヵ月で3名の販売代理店の方からカフェや空港ラウンジのレンタルフラワーについてご相談があり、いろいろとアドバイスをさせていただきましたし、その後も同様のご相談が続いています。
ここ数年、アーティフィシャルフラワーの質が飛躍的に良くなっていることが手伝い、アーティフィシャルを主体にしたフラワーレンタルビジネスに算入する業者が増えているようです。
プリザーブドフラワーの場合は、再生できるのが花器類だけ。それに対してアーティフィシャルは持ちが断然良いので、使い回しが効くことや、搬入の際も扱いが容易なことなどがが業者側のメリットとしてあげられます。
一方、レンタルする側も、お手入れが殆どいらないアーティフィシャルは扱いが楽ですし、価格的にもボリュームを出しやすいので、華やかなお花を飾ることが出来ます。
そこで、次の項では、実際にお仕事に繋げる為にはどのようなアクションが必要なのか、具体的にまとめてみました。
ご自身で営業に行くのであっても、先方から打診があったにしても、きちんとした企画書を準備して臨むと、よりお仕事を潤滑に進めていくことが出来ます。簡潔でわかりやすい企画書を作りましょう!
その際に必ず抑えておきたいことは下記5点
1) ご自身のプロフィール
2)プリザーブドフラワーもしくはアーティフィシャルフラワーの魅力
3)レンタルのメリット
4)数種類のサンプル画像を添付
5)料金表
1)と2)は誰でもかけるので省略しまして、3)レンタルのメリットについては、下記を参考にしてみてください。
・価格…購入する場合との比較や、生花との比較を具体的に明記しましょう
・業務の効率化…手入れ時間などが不要な為、貴重な時間を有効利用して頂けます
・衛生的…水や土が不要な為、病院などでも安心してご利用頂けます
このようなことをお話して、必ず4)料金表をもとにプレゼンをします。料金は、
・年間12回(毎月交換)
・年間6回(2か月毎に交換)
・年間4回(季節ごとに交換)
など、具体的なプランを提示します。さらにこれらをサイズごとにリストアップしてあらゆるニーズに対応できることを提示します。そして分割払いと一括払いの金額を差別化したり買取りの金額も記載しておくといいですね。
上記の企画書は最低限もっていかなければいけない資料になりますが、実際に見ていただけるサンプルもぜひ持参したいところ。出来ればショップイメージに合わせたデザインで制作し、持参出来れば尚可です!
花の質やクオリティは実際に見て触れて頂くのが一番効果的です。
その際に、どうしてこのようなデザインにしたのか…など上手にプレゼンできるように練習しておきましょう!
では例えばですが、どのようにプレゼンすれば良いかと言えば…
こちらでしたら年齢・性別を問わず好まれるデザインなので、上品でセンスの良い御社のショップイメージがお客様へより伝わりやすくなります。
また花を飾ることによって、その場が華やかになることはもちろんですが気持ちが和らぎ、季節を感じていただきたいという御社のお気持ちがお客様に伝わることが一番の利点です」
サンプルも持たずに「お客様のご要望通りの花をお作り致します」などと言われたところで、イメージも掴みづらく料金も曖昧な為、説得力に欠けてしまいます。契約がとれる確率にも影響を及ぼしかねません。
以上のことを踏まえて準備が出来たら、ぜひアポイントメントを企業様に取ってみましょう!
FEJ教室運営講座をお持ちの方は特典の営業メール雛形をご利用くださいね。長くお仕事から離れていた方でも、営業メールが簡単に作れますのでぜひご活用下さい。
また最近では、webをどれだけ活用できるかというのもビジネスにとっては重要です。
仕事としてレンタルフラワーを展開したい方は、写真や内容がしっかり伝わるツールもぜひ合わせて作っておくことをオススメいたします。