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卒業式や入学式に大活躍!コサージュの作り方(前編)プリザーブドフラワー編

2017.03.15
投稿者:okada

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そろそろ卒業、入学式用のコサージュが欲しくなってくる季節です。

シンプルなスーツやワンピースも、ステキなコサージュを付けるとぱっと華やいで、特別な雰囲気を出すことが出来るコサージュ。最近は、コサージュを普段使いする方が増えてきたので、いくつあっても良いですね。

そこで今回は、前後編にわたって、貼るだけの「簡単コサージュ」の作り方をお届けしたいと思います。

前編ではプリザーブドフラワーを使ったコサージュを、後編ではアーティフィシャルフラワーを使ったコサージュのレシピをご紹介します。

それではまず、大輪のプリザーブドフラワーを使ったシンプルコサージュの作り方をご紹介いたします。どうぞご覧下さいませ。

1)材料

材料のご紹介です。

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●プリザーブドフラワー
フロールエバー・ガーデンローズエリザベス赤
●アーティフィシャルリーフ
お好みのものを数枚
●リボン
お好みのものを2種類(あれば)
●コサージュ台
●グルーガン
●ハサミ

今回使うのが左側のガーデンローズエリザベスという大輪のローズです。右が一般的なメディアナサイズのローズなので、その違いが良くわかると思います。エリザベスは花びらがヒラヒラしていてかわいいですよね。

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このほか、フロールエバーのプレミアムローズや、アモローサローズなどの大輪ローズを使うと、1輪でもインパクトのあるコサージュが簡単に作れます。

2)ローズの処理

まず最初に、ガクを全て外して茎も出来るだけ短くカットしておきます。このガクと茎はもう使いません。
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さらにしっかりと作りたい方は、ここでインソーションをしておくと良いと思います。インソーションって何?と思った方はこちらの記事をご覧下さい。<乾燥する時期のらくらく♪インソーション

アーティフィシャルリーフの葉脈を取る

次に、アーティフィシャルリーフの処理です。葉脈がついているので、取り除いておきます。
28a8bfa9-20ea-4b96-9f5f-fd56a30856ef-horzこの葉脈はもう使いません。この葉脈はあっても大丈夫なのですが、次の工程でリーフを重ねて使っていくので、葉脈があると厚みが出てしまい、安定感に欠けることがあります。

3)ローズにアーティフィシャルリーフを貼る

先ほどガクや茎を取ったローズに、葉脈を取ったアーティフィシャルリーフを貼っていきます。
3d5c4ba9-d969-495b-a147-34882ae2a331-horz1)ローズの底に、たっぷりとグルーを塗ります。グルーの量が少ないと、トラブルの原因になるので、たっぷりと!
2)ローズの底の中央に、一番大きなリーフを貼ります。バランスよりも、とにかくしっかりとローズを接着させることが目的です。3)次に、ローズの底全体がかくれるようにリーフを適宜、バランスを見ながら貼っていきます。

 ポイント!

プリザーブドリーフではなく、敢えてここでアーティフィシャルリーフを使う理由ですが、洋服への色移りを防ぐ為です。
今回は、コサージュ台に対して、かなり大きなローズを使うので、しっかりと底をカバーする必要があります。

4)リボンをコサージュ台に貼る

リボンをコサージュ台に留めます。

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リボンは2つ折りにして、2本の長さや左右の長さを少し替えて変化をつけてあります。ここで一旦グルーを冷まして、リボンが取れないようにしておきます。

4)コサージュ台にローズを接着する

ローズをコサージュ台に貼っていきます。

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1)リボンをつけて一旦冷ましておいたコサージュ台にグルーを再度たっぷりと塗ります
2)グルーが冷えて固まらない内にすばやくローズを接着します。
3)プカプカと浮いているところが無いように、グルーが少し冷めて固定してくるまで、しっかりと押さえておきます。
※この時、かなりコサージュ台が熱いので、お子さんと作業をされる方はお気を付け下さい。

6)完成です!

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お花の先生への注意点

コサージュ作りをされる上で気を付けていただきたいことがありますので、再度お伝えしておきますね。

●プリザーブドフラワーの場合、土台を超えて花を貼る時は洋服に色移りするので造花やリボンでカバーしましょう。
フォーマルウエアにプリザーブドの色が移ってしまったら大変です!今回のようにリーフを使ったり、リボンを使ったりして色移りをしない工夫を必ずしてください。

●コサージュが重くて垂れそうな時は、布を多めにすくってピン留めする。それでもダメな時は下記参照。

●薄いジョーゼットのような洋服にコサージュを付ける時は「布」を一枚かませると洋服を傷めにくく、コサージュもしっかりとつけることが出来ます。
フォーマルで使われることの多い薄い生地だと、重みに耐えられずコサージュが垂れてしまいますし、ピンで穴も空きやすいので注意が必要なのですが、布を1枚添えると随分違ってきます。

実際の写真をご覧下さい。

布をあてていない状態。せっかくのコサージュが下を向いてしまってちょっと残念です。

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そんな時は、フエルトなどの厚みのある生地を適当な大きさにカットして、コサージュを付ける部分の裏にあてます。

その上からコサージュを付けると、コサージュが垂れにくく、生地も傷めにくいのでオススメです。

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透け感のある生地の場合は、当て布の色が透けて見えるので、同色系を使いましょう。

レッスンやオーダーコサージュをお渡しする時に一言お伝えすると喜ばれると思います。

おわりに

大輪のプリザーブドフラワーローズを使ったコサージュの作り方をご紹介いたしました。

お好みで、スワロフスキーを花びらに貼ってみたり、ワイヤリングしたコットンパールなどをリーフを貼る時に一緒に入れたりすれば、更に豪華なコサージュになります。

お伝えした注意点も、ぜひ参考にしていただければと思います。

アーティフィシャルコサージュ作りに興味がある方は、こちらもぜひご覧下さい。
main_imgフランス仕込みの染め花や羽根コサージュなど、おしゃれでかわいいコサージュばかりお作りいただけるレッスンです。

後編では、アートフラワーで作るコサージュをご紹介したいと思います。こちらもどうぞお楽しみに。

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