クリスマスがもう間もなくやってきます。早い~。
そろそろお花の先生はクリスマスレッスンの準備が始まっていると思います。先生ではない方も、定番のツリーを出して楽しむ人、毎年、志向を変える拘り派の人、今年の流行色で飾りつけを楽しみたい人等々、それぞれいらっしゃると思います。
そこで今日は、今年のオススメのクリスマスカラーと、クリスマスの定番色の意味について、ご紹介したいと思います!
2017年のオススメのクリスマスカラーはずばり「赤」です。
3つの理由をそれぞれご紹介します!
~今年の秋冬の流行色の1色が赤~
今年の冬のお洋服に赤がいつになく多いのは女性の皆様だったらご存知ですよね?赤いニットとか着てみたいですが、なんとなく私には無理~です。赤が似合う女性がうらやましい!
ちなみに赤以外の秋冬の流行色はこちらです。
・ダークグリーン、ネイビー、ベイクドピンク、ベイクドマスタード、ベイクドメイプル、そしてレッドです。
(ちなみにベイクドとは、少しくすんだ色味のことです)
ネイビーはともかく、確かに今年は、マスタードやメイプル(紅葉したようなオレンジ)、グリーンのワイドパンツやロングスカートを着ている方や、赤を挿し色で使っている方を、街で良くみかけますね。
ちなみにこの流行色(トレンドカラー)は、世界の多くの国のメンバーが参加している国際流行色委員会によって毎年決められていて、全世界的な傾向になります。
~景気が良い年は赤が流行る~
これは有名な話なのでご存知の人も多いと思いますが、景気が悪い時はくすんだ落ち着いた色が流行り、景気が良い時は鮮やかな色や赤が好まれる傾向があります。
先述のトレンドカラーの中で、鮮やかな色は唯一赤です。ベイクドカラーはむしろ落ち着いた色味ですよね。
10月には、日経平均株価が21年3カ月ぶりに高値を付けたことがニュースになっていましたが、日本は今、景気が良い状態です。となればやっぱり赤などのはっきりした色が流行る傾向にあると言えそうです。
~王道のクリスマスカラーだから~
その1、その2のそれぞれの理由に加え、赤はクリスマスカラーの王道です。これら3つの理由から、今年のクリスマスは赤をおすすめいたします^^
(あくまでもFEJからのオススメです☆)
2017年の流行色と傾向、そしてクリスマスカラーの王道であることから、今年は赤がオススメ、という話をいたしました。ではなぜ赤、緑、白はクリスマスカラーとなっているのでしょうか?どんな意味があるのでしょうか?
赤は、キリストが磔刑に処せられての流した血の色で殉教の象徴とされています。
緑は常緑樹(モミの木)の色を現しています。冬になっても葉を落とすことなく、常に青々としていることから、永遠の命の象徴であったり、自然の恵みを挿しています。
白は神の栄光や喜び、聖母マリアの純潔の象徴です。そして全てを多い尽くす雪の色でもあります。
ちなみにキリスト教では、普段から祭色と言って「赤」「緑」「白」「紫」「黒」の5色が使われているそう。赤、緑、白はクリスマスに限らず、キリスト教ではなじみの深い色なのですね。
クリスマスの団欒のひと時や、リースのレッスンなどの際に、クリスマスカラーの言われや流行色について、ぜひお話してみて下さいね。
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私は寒いのが苦手で、すでに朝ぶるぶる震えておりますが、街は華やかになっていて歩くだけでウキウキしますね。紅葉も綺麗ですし、明日は秋晴れのようなので皆様素敵な週末をお過ごしくださいませ^^