春になりこれから教室を始めようと準備している方も多いと思います。
ご存知の通り教室開講の際はさまざまな資材の準備が必要です。
レッスンでよく質問があるのが、ハサミについてです。
今回は、アレンジに便利な粘着テープを切ってもべたつかない画期的なハサミについてご紹介します。
丸章工業「ネバノン」
お花のレッスンでは、お花の茎やワイヤー、リボンや両面テープなどを切る際にあらゆる場面でハサミをたくさん使用します。
特にアレンジをしているとリボンや布を両面テープで花器に貼るという場面も多いですが、たくさんのアレンジを作成しているとその都度ハサミを交換するのも大変。
少しくらい大丈夫だろうと、ついついリボン用のハサミで粘着テープを切ってしまい、刃に粘着剤が残りべとべとになってしまったというご経験のある先生方も多いと思います。
そこで、丸章工業から発売されている「ネバノン」というハサミを購入してみました。
この「ネバノン」は名前の通り粘着テープを切っても刃にネバネバが残らないハサミです。
それでは、従来のはさみとネバノンの使い心地の違いについてご説明していきます。
従来のはさみの場合、綺麗に切る事が出来ずテープ跡がべったりと残ってしまいます。
ネバノンならまるで普通紙を切っているような切り口でネバネバも残りません。
ネバノンは世界初、フライパン加工でも使用されているフッ素を2重にコーティングすることで耐久性を高め、ガムテープやセロハンテープ、接着剤などを全く寄せ付けない非粘着という新しい機能を開発しました。
また独自の鍛造技術と最新鋭のNC研削機により錆にも強く切れ味も群を抜いており医療関係でも使用されているハサミです。
刃の根元ぎりぎりまでコーティングされ、どの部分で切っても切れ味は変わりません。
価格は2千円中盤と、少々値が張りますが、高級包丁のような鋭く正確な切れ味と、ギリギリまでフッ素コーティング加工が施された刃で、刃のどの部分でも使えて少しの力で滑るように曲線が切れると絶賛されているハサミなのでお値段の価値は、十分にあります。
少し高価という方は100円ショップにも似たような商品がありました。
切れ味はやはり異なりますが、ハサミはたくさん必要という花講師にはおすすめです。
ぜひ教室開講準備のご参考になさってくださいね。
FEJオフィシャルスクール・メリア 末吉伸子