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【中世の街・クリスマスマーケット発祥の地ドイツの美しいおとぎの国「ローテンブルク」】世界の花情報・クリスマス4

2019.12.11
投稿者:kayoiji

こんにちは!町田市「フルールベネット」主宰の通地です。

ドイツクリスマスマーケット巡りも最後の街となりました。10世紀にローテンブルク伯が城を構えたのがこの町の起源となっている「ローテンブルク」。ここはドイツ現地の方がもっともドイツらしいというほど、伝統とメルヘンが合わさった魅力あふれる場所です。

 

【絵本の世界のような美しい街並 ~ローテンブルク~】

タウバー渓谷を見下ろす丘の上に広がり、中世の頃に巡礼地として発展したローテンブルクは「中世の宝石」とも呼ばれ、ロマンチックな街並みは日本人にも大変人気があります。

そんなローテンブルクの周囲にはゴシック様式の市庁舎や仕掛け時計のある市参事宴会場、博物館などの、多くの見どころが集まり、
ロマンティック街道一の人気を誇るクリスマス市でも有名です。

木組みの可愛い家が立ち並ぶことで人気の「プレーンライン」。道が二股に分かれた場所にあり、中世の面影が残る街一番の美景スポットです。

2~3時間もあれば主要なスポットを一巡りできますし、透かし彫りのきれいな美しい看板を多くめにすることができます。

14世紀末に建設された街並みを一望できるレーダー門をくぐり、観光の拠点となるマルクト広場には5分で到着します。街のシンボルになっているゴシック様式の市庁舎と市庁舎塔が目印です。

【おとぎの国のマーケット】

ローテンブルクのクリスマスマーケットは【Reiterlesmarkt(ライタレスマルクト)・騎手市】と呼ばれます。

昔は馬に乗った人が死者を連れ、クリスマスの時期になるとこの地域に訪れるといわれ恐れられてきましたが、今では親切なクリスマスの使いとなりローテンブルクのクリスマスには欠かせない人気の存在です。



マルクト広場には露店が所狭しと並んでいます。ニュルンベルクと同様、こちらでもクリスマスグッズをはじめ、伝統的な工芸品や焼き菓子など、目を奪われるものばかリで目移りしてしまいます。

広場の中央にはモミの木が飾られています。

スパイスやジンジャーの効いた大きなクッキー「レープクーヘン」は、中世から続くニュルンベルクの名物ですが、どの都市のマルクトでも必ず見かけます。

聖ヤコブ教会の周りも多くの観光客が訪れます。コンパクトで周りやすい反面、混雑は避けられませんが、この賑わいもまたクリスマスマーケットの醍醐味でとして楽しみたいもの。

 

【クリスマスグッズ専門店】

ここドイツには、クリスマスグッズだけを専門に扱うお店、「ケーテ・ウォルファルト」があることでも知られます。
クリスマスシーズンばかりでなく1年中クリスマスの商品を販売している素敵なショップで、世界各国からこのお店だけを目当てに訪れる人もいるほど人気があります。

モミのツリーはここでもちゃんと見ることができました。

 

ヨーロッパ各国に支店がありますが、ここローテンブルクの「ケーテ・ウォルファルト」は、クリスマスの繁忙期だと数十分から長ければ30分以上も入店を待たされることもあるほどの有名店です。

そして、同じ建物内にはドイツで唯一のクリスマス博物館もあり、ツリーに飾るオーナメントやキャンドルのほか、下石なるの木工細工も種類豊富に揃っています。


他にもテディベア専門店の「テディズ・ローテンブルク」など、ここでは説明しきれないので沢山の素敵なお店がここには集まっています。

城壁に囲まれた旧市街のクリスマスは、どこを歩いて周ってもおとぎの国の世界ですね♡

 

【クリスマスを彩る装飾】

ドイツではどのお店も綺麗な装飾がの施され、クリスマスの雰囲気をゆったりと味わうことができます。

中でも窓や扉のクリスマス飾りは立派で非常に目を引きます。生花を使うところもあれば、アーティフィシャルフラワーを使っているところもあったり、混合してたりとお店によって種類はそれぞれ。

 ツリーにも必ずと言って良いほどイルミネーションが付けられています。

個性あふれるアレンジアなどの飾りも通り行く人たちの目を楽しませてくれます。

数種類のリース&スワッグを飾る所も多く見られます。

こちらのドアの上に架けられているのは「ヤドリギ」です。

「ヤドリギ」はたくさんの言い伝えやお話が残されており、欧米のクリスマスでは非常にポピュラーな存在です。

それについてのご紹介はまた別の記事にてお送りいたします!

 

おとぎの国ローテンブルクはいかがだったでしょうか。
歴史ある建物や景観がそのまま残った街並みはぜひ一度は行ってみたいところです。

さて、次回も海外のクリスマスについてお送りしますが、とある国ではクリスマスを「ユール」と呼ぶのをご存知でしょうか。
そんな「ユール」と馴染み深いサンタクロースのような姿をした「トムテ」と呼ばれる妖精についてご紹介したいと思います。

クリスマス前にぜひご一読いただきたい内容となっておりますのでどうぞお楽しみに。

 

 


東京町田 ライセンススクール
フラワー&輸入雑貨「フルールベネット」通地 美弥子
ホームページ  https://www.fleursbenites.com
インスタグラム https://www.instagram.com/beni_fleursbenites


 

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@fujie_okamura
@fujie_okamura

Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。