みなさま、こんにちは。
神奈川県横浜市でFEJオフィシャルスクール「フレーズ」を主宰している柘植です。
最近人気急上昇中のナチュラル素材、「ブッダナッツ」をご存知ですか?
ブッダナッツとはブッダココナッツ(Buddha coconut)ともいわれるインド南西部、ミャンマー、バングラデシュなどの南アジアに自生するとされる落葉樹の果実だそうです。
この形は製造のためにカットしたものではなく、熟すと自然にぱっくりと割れてこの不思議な形になるそうです!
日本では大地農園さんから発売されていて、ナチュラル色とホワイトがあります。
天然のものなので、色や形も不ぞろいですが、1つ1つ個性豊かな表情もまた楽しいですよね。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーなどの天然素材の花と相性は◎
ナチュラルな雰囲気のアレンジが好きな方には特におすすめの花材です。
本日のショートブログでは、ブッダナッツを使ったインテリアにもぴったりのナチュラルアレンジメントをご紹介します♪
【花材】
ブッダナッツ、プリザーブド(アジサイ、ソフトカスミソウ、モス)、ヘリクリサムヘッドドライ、ドライ用フォーム
【その他資材】
ハサミ、グルーガン、ボンド、ワイヤー(#24裸、地巻きホワイト)、フローラテープホワイト
フォームを設置します。
ブッダナッツの形に沿うようにカットし、グルーまたはボンドをつけて固定します。
フォームは全面に入れてしまうと、花材が非常にいれにくくなってしまいます。
上下左右に隙間が残るように入れるのがポイントです。
続いてフォームの周囲をモスでカバーします。
#24ホワイト地巻きワイヤーで短めのUピンを作ります。
フォームの側面にモスを置き、Uピンでとめておきます。
カスミソウが入る左側は透けやすいのでやや多めに入れておきます。
花材をワイヤリングします。
アジサイは5Pほどに小分けして、#24ハダカワイヤーでワイヤリングします。
茎は短めにカットしておきます。
カスミソウは短めにカットした枝をフローラテープでまとめて、地巻きワイヤーホワイトでワイヤリングします。
こちらも5,6パーツ作っておきます。
ヘリクリサムヘッドはワイヤーが刺さりにくいので、#24裸ワイヤーをUピンにしたものをグルーで貼って足をつけます。
花材の準備ができましたのでアレンジしていきましょう!
メインとなるヘリクリサムを3角形に配置します。
この時3輪は同じ高さではなく、高低差をつけるとナチュラルに仕上がります。
また、アレンジの中心付近の高さが一番高くなるようにするとバランスがよく見えます。
横からもチェックしてみましょう。
ブッダナッツは形がバラバラなので、置いたときの角度も一定ではありません。
アレンジする時は必ず置きながら花の角度などをチェックしてみてくださいね。
次にアジサイを入れます。
メインのヘリクリサムより高くならないように入れます。
また、ブッダナッツの下部は切れ込みが入っている形なので、アジサイのようにアウトラインをカバーできる花材を入れるといいですね。
同様に上部もフォームが見えないようにふんわりとアジサイを入れておきます。
最後に左サイドにカスミソウを入れて完成です。
どんな花材を入れてもかわいく仕上がりそうなアレンジですが、ブッダナッツの可愛さをより生かすポイントがあります。
それは、「ブッダナッツのフチのアウトラインを全部隠さないこと。」
花材を入れるスペースは意外と狭いので、ついついモリモリと花材を入れてしまいがちですが
フチが全部隠れてしまうほど入れてしまうとせっかくのブッダナッツの良さがなくなってしまいます。
今回のアレンジでも、アジサイは一部だけフチにかかるように入れ、左サイドは透け感のあるカスミソウで空気感を出しています。
逆に花材がブッダナッツのアウトラインより内側に全部収まってしまうと、ボリュームがなく寂しく見えてしまいます。
程よいバランスで凹凸を出しながら入れるとナチュラルに仕上がりますよ^^
ナチュラル色のブッダナッツでもサンプルを作ってみました。
こちらはグリーンとの相性もばっちりですね♪
少ない花材でもかわいいアレンジができるブッダナッツ。
短時間で作れるのでワークショップにもおすすめです。
フレーズ (FEJ神奈川オフィシャルスクール)
柘植 恭子
ブログ)https://ameblo.jp/koubou-hanakomachi/
FBページ)https://www.facebook.com/atelier.fraise/
インスタグラム)https://www.instagram.com/fraise_yokohama/