最近お部屋のインテリアやウエディングのブーケなどでも大人気のドライフラワー。
ドライフラワーとは、草花や果実を乾燥させたもので、冬の装飾品としてヨーロッパ北部で作られはじめ、ビクトリア王朝の頃のイギリスでは、フラワーアレンジメントの流行とともに一般的に作られるようになりました。
生の植物とは違ったアンティークな風合いが魅力で、インテリアやフラワーアレンジメントの花材として活用されています。
ドライフラワーは生花に触れた時の「柔らかさ」はなく、手触りはカサカサとしていてとても壊れやすいです。
そのため、アレンジするときやギフトにする際は細心の注意を払わないと、花がポロポロとすべて落ちてしまうこともあります。
そこでおすすめしたいのが、ドライフラワー用の硬化スプレー「ネオ・ルシール」です。
使用用途、効果は・・
と記載があります。
早速花が落ちやすい花材に効果スプレー「ネオ・ルシール」をスプレーしてみました。
左がスプレーありですが、スプレーしたことによるテカリもなく、ほとんど変わりありません。
手で触ってみると少しだけスプレーをした花全体が硬くなっており、ぽろぽろとお花が落ちることはありませんでした。
デルフィニウムもスプレーをしたことによるテカリもなく、スプレーなしとほとんど変わりありません。
手で触ってみるとミモザ同様にスプレーをした花全体が硬くなっており、ぽろぽろとお花が落ちることはありませんでした。
使用用途に、ドライフラワー“など”の補強と書かれていたので、プリザーブドフラワーにも試してみました。
プリザーブドフラワーのあじさいでもスプレーをしたことによるテカリはなく、スプレーなしのものとほとんど変わりません。
手で5回ほど揉んでみましたが、花が落ちることはありませんでした。
プリザーブドフラワーのペッパーベリーにスプレーしました。
スプレーをしたペッパーベリーの質感に変化があり、光沢が出ました。
ペッパーベリーを手で5回ほどふってみましたが、実が落ちませんでした。
ペッパーベリーとあじさいには問題なく使用できると感じましたので、最後にプリザーブドフラワーローズにスプレーしてみました。
プリザーブドフラワーローズはスプレーした部分に光沢が出ました。
わかりやすいように濃い色合いのプリザーブドフラワーにスプレーしてみましたが、薄い色のプリザーブドフラワーなら光沢も気にならないかと思います。
ドライフラワーだけではなく、プリザーブドフラワーにも使用できると感じましたが、それぞれ適した花材に関しては一度試してから使用することをおすすめします。
落ちやすいドライフラワーの花材にはスプレーすることにより、アレンジもしやすくなりますのでぜひお試しください。
大阪オフィシャルスクール
メリア 末吉伸子