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クリアケースのサイズ別、アレンジしやすい花器の選び方 「Mサイズ編」

2020.09.11
投稿者:tsuge

 

みなさま、こんにちは。

 
神奈川県横浜市でFEJオフィシャルスクール「フレーズ」を主宰している柘植です。

前回に続いて「クリアケースのサイズ別」のアレンジしやすい花器の選び方をPART2をご紹介したいと思います。

本日は5000円台によく使われる「Mサイズのクリアケース」に使う花器の選び方をご紹介します。

クリアケースのサイズ別、アレンジしやすい花器の選び方 Sサイズ編はこちら

Mサイズのケースは使いやすいサイズ感なので出番も多いですよね。

今回も縦型アレンジ、横型アレンジそれぞれについて、使いやすいサイズの花器をご紹介したいと思います。

 

「Mサイズのクリアケース」に使いやすい花器の選び方

 

 

Mサイズのケースに入れるアレンジメントは、4000円台~5000円台の価格帯が中心になるのではないでしょうか。

普段使いのギフトアレンジメントや母の日などイベント用のギフトとしても、一番需要の多い価格帯と言えます。

 

Sサイズと同様に、

①ケースに入れた時のサイズ感

②花器の大きさとアレンジ全体のバランス

に気をつけて選ぶとよいでしょう。

 

また、アレンジメントの価格が上がってくると、花器のクオリティ(質感や高級感)も大切になってきます。

特に5000円以上のアレンジメントは安っぽくみえないものを選ぶのもポイントです。

花器も価格に見合ったものを使いましょう。

 

 

Mサイズのクリアケースのサイズは、一般的に約15㎝×15㎝×高さ20㎝です。

まずは縦型のアレンジを想定して花器選びをしてみましょう。

 

 

こちらの花器はフルリールのロゼシリーズでもおなじみのクレイさんのキューブ型ベースです。

サイズは10㎝×10㎝×高さ9㎝。

Mサイズのケースの高さが20㎝なので、花器の高さは半分以下でお花のボリュームも出しやすく作りやすい高さだと言えます。

 

 

フルリールデザインの「シュエット」で、実際のバランスを見てみましょう。

花器の高さに対してアレンジの高さ(TOPのバラまで)は18㎝。

ちょうど花器とアレンジの高さの比率が1:1となっていてバランスが取りやすい高さだと言えます。

ミスカンサス(アーティフィシャル)で高さをプラスしているのでボリューム感のあるアレンジになっています。

 

 

ケースに入れると、アレンジ部分の横幅はほぼケースぎりぎりになります。

花器の形も安定感のあるキューブ型なので、全体にボリュームのあるアレンジとなっていますね。

 

 

続いて、先ほどの花器とは反対の細くて背の高い花器もご紹介します。

こちらもクレイさんの花器です。

高さは12㎝、横幅は6㎝×6㎝で細長い形となります。

 

 

背の高い器の場合は、アレンジ部分のボリュームが小さく見えやすいので注意が必要です。

こちらのアレンジでは、ツルを下に垂らしたり、花器際のアジサイを花器よりやや下にも入れたりして、アレンジ部分のボリュームとバランスを調整しています。

背の高い花器に限らず花器が目立ってしまう場合は、

アジサイやリーフ、ツルなどを使って花器の一部を隠したり、見える部分を減らすことでバランスを調整することができます。

 

 

ケースに入れてみましょう。

細長い花器なので、ベースの部分はかなりゆとりがありますね。

ツルの代わりに、リボンを垂らしても素敵だと思います♪

 

Mサイズの縦使いの場合は、花器の高さは約8㎝~12㎝くらいまでがおすすめです。

作りやすいのは10㎝前後ですね。

 

ケースを横使いする場合は?

 

 

続いてクリアケースを横使いする場合の花器選びについてご紹介します。

Mサイズに使える横型の花器は探すと意外とたくさんありますよ。

 

 

こちらの花器は、実際に母の日の催事で使用しました。サイズは横13㎝×高さ8㎝×奥行6㎝。

Mサイズクリアケースを横使いした場合のサイズは、横幅20㎝×高さ15㎝×奥行15㎝です。

横使いの場合はケースの高さが15㎝しかないので、「高さが低めの花器」を選ぶのがポイントです。

また、高さを抑えつつアレンジのボリュームが少なく見えないようにある程度の横幅と奥行のある花器がおすすめです。

 

 

実際にアレンジを作ってみました。

アレンジの高さは14.5㎝でケースぎりぎりまで高さを出しました。

このアレンジでは、花器際よりやや下にローズをさすことによって、アレンジ部分の高さが出るように工夫をしています。

ローズやリーフが少し花器にかぶるので見た目のバランスは全体の高さ:花器の高さがほぼ同じように見えていますね。

 

またアレンジの横幅は約19㎝で、リボンやリーフで横のボリュームを出すようにアレンジしています。

 

 

ケースに入れてみましょう。

横型の場合はトップのお花がケースに当たっていないか必ずチェックします。

Mサイズのケースを横使いする場合の花器の高さは8㎝以下がおすすめです。

 

2回にわたってご紹介した「クリアケースのサイズ別、アレンジしやすい花器の選び方」、参考になりましたでしょうか。

あくまでもサイズ感は目安ですので、作りたいデザインによってぴったりのサイズを選んでみてくださいね。

 

フレーズ (FEJ神奈川オフィシャルスクール)
柘植 恭子

 

 

 

 

 

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Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。