皆様、こんにちは。
東京新宿区にてFEJオフィシャルスクールを主宰しているLIPPLEリップルのおかだと申します。
LINE公式アカウント(旧LINE@)をご存じですか?
皆様が普段使っているのが『個人用のLINE』なのに対し、『ビジネス用のLINE』のことを、『LINE公式アカウント』と言います。
LINE公式アカウントは、メルマガのように情報を流すことが出来たり、LINE自体のユーザーが増えているので予約・連絡用ツールとしても便利だったりすることなどから、公式アカウントを導入する企業が増えています。
このLINE公式アカウント、実は小さな花教室などでも取得することが出来ることをご存じでしょうか。
そこで今日は、LINE公式アカウントについてご紹介したいと思います。
よろしければどうぞご覧下さいませ。
↓本日のメニューはこちら↓
●LINE公式アカウントは小さな教室やネットショップでも作れる!
●LINE公式アカウントでできること(便利機能1~3)
●LINE公式アカウント登録の仕方
●認証済みアカウント、未認証アカウントの違い
●終わりに
LINE公式アカウントと言えば、「LINE用無料スタンプ(イベントスタンプ)」の配布先が真っ先に頭に浮かぶかもしれません。
無料スタンプを取得したことがある方はわかると思いますが、配信元は、そうそうたる大手企業ばかりですよね。
その為、公式アカウントは、なんだか特別なツールのように感じてしまいますが・・・。
実は、FEJのライセンススクールの教室でも、公式アカウントを作ることは可能です。
それも以外と簡単に・・・。
(ただし、認証アカウントにしたい場合は審査があります。未認証でも運用はできますが、認証アカウントにしかできないことがあります)
アカウントの取得の方法は、後ほど詳しくご紹介いたします。
その前に、LINE公式アカウントでできることや、便利な機能について、少しご説明したいと思います。
え、でも、普通のLINEでいいんじゃない?
公式アカウントを作る意味ってあるの?
・・・そんな風に思う方も多いと思います。
ですが、あるんです!
公式アカウントならではの便利な機能が。
教室関係に便利な機能をいくつかご紹介しますね。
公式アカウントでは、問い合わせに対するお店側からの返信時間帯を自由に設定出来ます。
例えばお店の開店が10:00、閉店時間が21:00だったとします。
それに合わせて、返信できる時間を10:00~21:00のみ可とし(夜間21:00~朝10:00まではオフとする)、オフにしている時間帯には、自動メッセージが応答するように設定できます。
個人のLINEアカウントだった場合、お客様から夜中にいただいた問い合わせメッセージに対して、返信は何時までしてよいのか、迷いますよね(既読スルーも気まずいですし・・・)。
その点、公式アカウントで時間設定しておけば
「ただいま時間外の為、自動応答となっております。折り返し、〇〇:〇〇~〇〇:〇〇の間にご連絡させていただきます」
といったメッセージを返信でき、営業時間内に連絡することが出来ます。
そのため、仕事のオンオフのメリハリがはっきりし、ストレスにもなりにくいのではないでしょうか。
ちなみにお客様は、24時間いつでもメッセージをトーク画面から送信出来ます。
お花のレッスンのご案内などの場合、どんなものを作るのか、見本の画像をぜひ見てもらいたいところです。
そんな時には簡単に画像も文章も送ることが出来るLINEはとても便利です。
ただ、それだけならば、個人のLINEと同じですよね。
公式アカウントと個人LINEとの相違点は、お友だちになっている方全員にまとめて情報を配信できるという点です(属性でターゲットを絞ることもできます)。
個人用LINEの場合は、グループになっている人を除けば、同じ内容でも一人ひとりのトーク画面からメッセージを送らなければいけないので、かなり面倒な作業になります。
その点、この一斉送信はとても便利です。
とはいえ、登録してくださる人(友だち)が少なければ、威力を発揮しないこの機能。
そこで次の便利機能その3を活用して登録者を増やしていきましょう。
公式アカウント内で、お店のデジタルクーポン、デジタルショップカードを作ることが出来ます。
クーポンの活用方法ですが、SNSやHPにて、
『ただいまLINEアカウントに友だち登録してくださった方に、体験レッスン500円OFFクーポンを配信中!』
といったような告知をします。
それだけでも良いのですが、せっかく友だちになってくれた方がいらっしゃるのですから、上記でご紹介した便利機能その2の機能を使い、クリスマスレッスンのお知らせ、動画アップしました、ネットショップにて新商品販売開始!といった情報を配信しましょう。
ショップカードは、FEJの先生方のように、コースレッスン主力の教室では活用が少し難しいかもしれませんが・・・。
レジ袋が有料化された今なら、持ち帰り用袋をご持参下さった方には1スタンプ、5スタンプ集めると次回コース申し込み時に〇〇円OFFとか、フローラルテーププレゼントといったような使い方なら出来そうですね^^
LINE公式アカウントの登録の方法をご紹介します。
まずはApp StoreやGoogle Play等から「LINE公式アカウント」をダウンロードします。
ちなみにスマホでも、登録から運用まで出来るので、これも便利です。
ダウンロードしたら、LINEのアカウントか、お持ちでない方はメールアドレスでログイン。
これで完了です。
あとは、ホーム上の「設定」画面からから基本情報を登録。
さらに、お友だちになってくれた方への自動配信は「あいさつメッセージ」から、時間外の各種設定は「応答メッセージ」から設定できます。
ちなみにLINE公式アカウントには「認証」と「未認証」という2つのステータスが存在します。
・認証済みアカウント・・・LINEの審査を通過したアカウント
・未認証アカウント・・・個人法人を問わず審査なしで作成できるアカウント
認証済みアカウントになると、いくつかの機能が使えるようになります。
・LINEアプリ内のアカウント(友だち)検索結果に表示される
・認証済みアカウントのバッジ(青色)が付与される
・販促用ポスターデータが無料でダウンロード、POPなどが発注できる
・支払いが発生する場合、クレジットカードだけでなく請求書決済も可能(通常機能はすべて無料で使えます)
認証を受けたい場合は、ログイン後に、歯車マークの設定⇒アカウント⇒認証ステータスから申請できます。
認証には審査がありますが、所在地や運営実態が確認できて、LINEが定める利用できない業種、業態、商品、サービスに該当しなければ、問題ないと思います。
詳しい基準などは『LINE公式アカウントガイドライン』に記載されていますので気になる方はチェックしてみてください。(https://terms2.line.me/official_account_guideline_jp)
私の教室でも数年前に公式アカウントを取得し、認証も受けています。
認証の審査結果は比較的すぐに来たように記憶していますが、結果が来るまでの数日間はドキドキしたのを覚えています^^
ちなみに公式アカウントを使用していて個人的に特に良いなと思う所は、
・応答時間の設定ができる
・生徒様とのやりとりの管理がしやすい
・携帯で各種設定ができる
この3点でしょうか。
通常のLINEと同様に、写真を織り交ぜつつ気軽に予約やオーダーのやりとりが出来るのに、個人IDを特定されることがないLINE公式アカウントはやはり便利です。
↓お部屋に合う胡蝶蘭を使った大型のアレンジメントを作りたいというリクエストと日程のやりとりのワンシーンです。
機能も年々増えていますので、ご興味のある方は、参考になさっていただければと思います。
本日は私の記事をご覧いただき、ありがとうございました。
東京・新宿区オフィシャルスクール「LIPPLEリップル」おかだそのこ