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あじさいと青リンゴで さわやかグリーントピアリー

2021.05.06
投稿者:tsuge

みなさま、こんにちは。 
神奈川県横浜市でFEJオフィシャルスクール「フレーズ」を主宰している柘植です。

フラワーアレンジメントのレッスンで人気のあるデザインのひとつがトピアリー。
コロンと丸い形がとってもかわいいですよね。

本日はそんな人気デザイントピアリーをアーティフィシャルのあじさいと青リンゴをメインにして作ってみたいと思います。

トピアリーを初めて作る場合は、あじさいが作りやすくておすすめです。

美しい形に作るポイントもご紹介していますので、ぜひ参考になさってみてくださいね!

 

あじさいと青リンゴで さわやかグリーントピアリー

用意するもの

メイン花材はアーティフィシャルフラワーを使います。

アーティフィシャルフラワー・・・あじさい、青リンゴ、ベリー

プリザーブドフラワー・・・アイスランドモス、スパニッシュモス

その他 シナモンスティック、ペーパーラフィア

器、ドライ用フォーム、グルーガン、ボンド、ハサミ、フローラルテープ(グリーン)、ワイヤー(#24裸・#20裸・#24グリーン)

器はナチュラルな木製の器を選んでみました。

 

作り方

器にドライ用フォームを設置します。底にボンドまたはグルーガンをつけます。

フォームは器の高さより8~9分目くらいにしておきます。

 

トピアリーの花をさす球を作ります。セック球で代用してもOKですが、今回はドライフォームを削って作ってみましょう。

球の直径は4cmになるように、印をつけて縦にカットして円柱状にします。ここから球形になるように削っていきます。

 

直径4㎝の球形フォームができました!

 

続いて支柱をつけます。ピアリーの支柱はシナモンを使います。

長さが足りない場合は#20ワイヤーをシナモンの穴に差し込み、しっかりとグルーガンでワイヤーを固定しておきます。

長いシナモンがある場合はそのままでも大丈夫です。

 

最初に球形フォームの側に支柱を差し込みます。穴が大きくなるのでボンドまたはグルーをたっぷりとつけてしっかり固定します。

あまり深くさし込みすぎないように気をつけましょう。

 

セック球をつけた支柱を器側にまっすぐに差し込みます。ワイヤーで足を足した側を花器の方にさしています。

こちらもグルーまたはボンドをしっかりつけてぐらつかないようにしましょう。

シナモンの裏表はお好みですが、巻き込みの筋が入っているほうを表にしています。

 

これでフォームの設置ができました!

 

それでは花材のワイヤリングをしていきましょう。

あじさいは約15,6パーツに分けます。それぞれフローラテープでまとめてから#24ワイヤーでワイヤリングをします。

パーツの大きさは約4.5㎝に揃えます。

トピアリーをきれいな丸に作るためにはパーツのサイズがとても大切ですよ!

 

続いてベリーのパーツも作ります。こちらも長さは4.5㎝にカットします。

 

リンゴはおしり側に#20裸ワイヤーを5㎝くらいにカットしたものをボンドまたはグルーをつけて差し込みます。

まん中の部分は堅くてさせないので、中心からすこしずれた場所がさしやすいです。

リンゴも長さ4.5㎝に揃えておきます。

これで花材の準備ができましたのでアレンジを作っていきましょう。

 

 

お花を挿す前にスパニッシュモスでセック球をカバーします。グリーンのUピンを作って数か所とめておきます。

あまりたくさん入れすぎるとワイヤーがさしずらくなりますので気をつけましょう。

スパニッシュモスはベースカバーとともに、デザインにニュアンスをつける目的もあります。

 

花材をさしていきます。まずあじさいを上下左右に4パーツさしておきます。ワイヤーの先端にはボンドをつけましょう。

球の直径は約10㎝になるようにさします。

美しい球形に仕上けるためには球の中心に向かってさすことがポイントになります!

 

さらにアジサイを全体にバランスよくさしていきます。

真上や横からも時々チェックして、球形がいびつになっていないかチェックしながらアレンジしていきます。

 

あじさいがすべて入りました。トピアリーのアウトラインはほぼあじさいできまりますので、ここで形をしっかりと整えておきましょう。

 

次に青リンゴを入れていきます。

高さと位置をすこしずつ変えながらバランスよく配置しましょう。

 

さらにベリーのパーツを入れます。

リンゴもベリーもアジサイと同じように、球の中心に向かってさしていきましょう。

 

花材がすべて入ったら、ピンセットでスパニッシュモスをところどころ軽く引っ張り出してニュアンスを出します。

 

後ろからもチェックしてみましょう。

トピアリーは通常は全体にバランスよく花材を配置しますが、飾る場所によっては正面側に多めに目立つ花材(今回はリンゴ)を入れても大丈夫です。

 

仕上げにはいります。

足元にモスをふんわりと入れて、グリーン#24地巻きワイヤーで作ったUピンで軽くとめておきます。

 

最後にペーパーラフィアでリボンを結んで完成です!

リボンは支柱の真ん中よりやや上に結ぶとバランスがよくなります。

 

ニュアンスカラーのアジサイとグリーンアップルでさわやかなトピアリーになりました。

主張しない色合わせなので、インテリアとして置き場所を選ばないアレンジですね^^

 

トピアリーは球形の部分の大きさと器の大きさのバランスによって印象がかわります。

迷ったときは、花器の直径より球形部分が少し大きいくらいにするとバランスよく見えます。

逆に球形部分が大きすぎると頭でっかちになってしまいますので気をつけてくださいね。

ぜひ参考になさってください^^

 

フレーズ (FEJ神奈川オフィシャルスクール)
柘植 恭子

 

 

 

 

 

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@fujie_okamura
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Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。