【花材・道具のご紹介】

花材：オレンジスライス（ドライ）・ベイビーローズ（プリザーブドフラワー）・カイガラソウ（ドライフラワー）・ビリーボタン（ドライフラワー）・アジサイ（プリザーブドフラワー）・モリソニア（プリザーブドフラワー）・ラスカス（プリザーブドフラワー）

道具：左上から

ガラスベース（777-112-000）・アレンジハサミ・フラワーテープ・裸ワイヤー＃２４・ファーストジェル・金属製の鍋・温度計・IHクッキングヒーター

POINT：ファーストジェル１パック４００グラムで、小さめの器はおよそ２〜３個分。

【作り方】

◎制作時の注意点

・ファーストジェルの主成分は油分ですので、加熱しすぎると発火する恐れがありますので、加熱の際は目を離さないようにしましょう。

・ジェルに水分を加えないようにしましょう。

・食べたり、口に入れないようにしましょう。

・火傷に注意して制作しましょう。

①ジェルを弱火で溶かします。７０℃くらいになるとすこしづつジェルが溶け出します。

９５〜１００℃で加熱して、液状化したら残りは余熱で溶けるので火を消します。

１０分ほど放置し、８５℃くらいまで冷まします。

POINT：加熱している間は、気泡が入ってしまうので、かき混ぜないようにしましょう。

POINT：ガスコンロなどの直火は使用しないでください。温度は常に弱火。必ず温度計で温度を確認しながら加熱しましょう。

②ガラスの器に、１センチほどジェルを流し入れ、４面に、オレンジのスライス（ドライ）をガラス面に立て置きます。

③ガラスの器のギリギリまでジェルをそっと流し入れます。

POINT：ジェルは冷えると収縮して、量が減るので、容器のギリギリまで入れましょう。

POINT：気泡をあまり作りたくない場合は、鍋を低い位置からジェルを注ぎましょう。

約３０分から１時間で温度が下がり、ジェルが固まります。

（ジェルは冷えると、弾力あるプルッとした状態に固まります。）

※うっかり、ジェルの温度が高いまま器に流し込んでしまった、私。

オレンジからぷくぷく気泡が出てくるなぁと思ったら、オレンジが、こんがり焼き色に…^_^;

ジェルの温度は、低くなってから器に流し入れましょね。お気をつけくださいませ。

【花材のワイヤリング】

①ローズの茎に、１／4にカットした裸ワイヤーを十字のクロスになるように挿します。

②ワイヤーを茎にそわして下におろします。

③裸のワイヤー＃２４をUピンにして、アジサイの茎に当てます。一本のワイヤーを持ち、もう一本のワイヤーとアジサイの茎を２、３回巻きます。

④ワイヤーを巻いた箇所をフローラルテープで２、３回巻きます。

⑤モリソニアを、②③の手順でワイヤリング、テーピングします。

【装花】

①ローズのワイヤーを短めにカットしてから、ローズをアレンジ上から見て、左下に挿します。

②アジサイ３パーツをローズの周りに挿します。

POINT：アレンジに挿したワイヤーがなるべく見えないように、ローズの方へ向けて挿します。

③モリソニアをローズの右上に挿します。

④茎がしっかりしている花材は、ワイヤリングせずそのまま挿します。

⑤　④の花材を、ローズの周りに挿しましょう。

こちらで完成です！

【まとめ】

いかがだったでしょうか？

光が当たるとキラキラと輝く、ガラスベースのオレンジアレンジメント♪

ファーストジェルを溶かし入れてセットする制作工程では、うっかりな私のように、オレンジにこんがり焼き色がついてしまう。ということがないように、火傷や火事にはくれぐれも気をつけていただき、制作してみてくださいね。

でもちょっとの失敗は、いろんな経験ができて結構楽しいですよ♪

小学生のお子様がいらっしゃるご家庭では、夏休みの一工作や、一研究に、親子で楽しんでみるのはいかがでしょうか？

夏の出先のワークショップにも、手のひらサイズで作れる涼しげなガラスのアレンジはオススメです！ワークショップの際は、ジェルのセットまでを事前に準備して、花の装花をお客様に体験いただくと、お客様に手軽に気軽にお花の楽しさを体験していただけます＾＾

明るく元気な気持ちになる♪オレンジのガラスアレンジメント！ぜひ取り入れてみてください♪

最後までお読みくださりありがとうございます。

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長野県小布施町のプリザーブドフラワー教室・ドライフラワー教室

花と木の実cocochiya（はなときのみ ここちや）

勝川由美子

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