みなさま、こんにちは。神奈川県横浜市でFEJオフィシャルスクール「フレーズ」を主宰している柘植です。
プリザーブドフラワーといえばローズをメインに使うことが多いと思いますが、アレンジに華を添える脇役のお花も大事ですよね。
母の日など女性へのフラワーギフトに入れると上品なかわいらしさをプラスできるおすすめ花材、それは「チューべローズ」です。
生花(フレッシュフラワー)のチューべローズはとてもフローラルで濃厚な香りが魅力で、香水のトップノートにもよく使われるお花です。
プリザーブドは残念ながら香りは消えているので楽しめませんが、繊細でフェミニンな花姿を楽しむことができますよ。
ローズと比べると茎が弱いので失敗しないワイヤリング方法とアレンジ作品例をご紹介しますね。
プリザーブド加工されたチューべローズは、現在はフロールエバーさんから販売されています。(画像はフロールエバーカタログからお借りしました)
カラーバリエーションは8色。定番のホワイトやピンク系以外にもグリーンやブルーなども販売されています。
1輪のお値段は330円。花径2~5㎝でお花の大きさを考えるとやや高価なお花といえるかもしれません。
お花の形は10枚前後の花びらがついており、外に向かってカーブしながら開いていて、フェミニンな姿がとてもかわいいお花です。
ただ茎も花びらも非常に折れやすいので、アレンジに使う時は丁寧に扱う必要があります。
ではチューべローズのワイヤリング方法をご紹介しますね。
チューべローズ、グルーガン、ハサミ、#24地巻きワイヤーホワイト、フローラルテープホワイト
今回はホワイトのお花を使用するので、ワイヤーとフローラルテープはホワイトを用意しました。
#24地巻きワイヤーを1/2カットしたものを用意し、半分に折り曲げてUピンを作ります。
Uピンはできるだけ小さめに作りたいので、ハサミの先端などを利用して折り曲げると上手にできますよ。
Uピンの先端は斜めカットして長さを揃えておきます。
チューべローズの花芯あたりにUピンをまっすぐ丁寧にさしこみます。(見やすくするため画像ではハダカワイヤーで撮影しています)
茎の下の方が曲がっている場合は、ワイヤーをさす前に少しカットするとさしやすくなります。
静かにUピンを降ろしていき、ピンが隠れるところまで下げておきましょう。
真上からみてUピンが見えなくなっているか確認します。
ワイヤーをさした茎はとても折れやすくなっていますので、茎の中間あたりからフローラテープを巻いて補強しておきましょう。
コンポートアレンジメントに2輪入れてみました。
ほっそりとした花びらが印象的で、アレンジメントのアクセントにぴったりですね。
さらにパールをプラスして、華やかさをUPする方法がありますのでご紹介しますね。
#24ホワイトホワイトワイヤーと穴あきパールを用意し、パールにワイヤーを通します。
パールはあまり大きすぎるとバランスが悪くなります、今回は6ミリのパールを使用しています。
パールの真下でワイヤーをねじります。真上から見たときにパールの上にワイヤーが見えないように、必ずパールの真下でひねりましょう。
あとは先ほどのワイヤリングと同じ方法でチューべローズにさしこみ、テーピングをして完成です。
花芯にパールが入るだけでより華やかで上品な印象になりますね♪
母の日ギフトにはもちろん、お誕生日やお祝いのアレンジメントにもおすすめです。
フレーズ (FEJ神奈川オフィシャルスクール)
柘植 恭子
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