みなさま、こんにちは。
神奈川県横浜市でFEJオフィシャルスクール フレーズを主宰している柘植です。
外はまだまだ寒いですが、フラワーショップを覗くとすでに早春の花がたくさん並んでいますね。
春が待ち遠しい季節になりました♪
本日は早春のお花「ミモザ」のアーティフィシャルフラワーを使ったアレンジメントをご紹介します。
ミモザといえばやっぱりリースですよね。黄色いお花が気分も明るくしてくれます。
今回は初心者の方でも作りやすいハーフリースを巻き上げで作ってみたいと思います。
それではよろしくお願いいたします。
つるリース(直径15㎝)、ラフィア(ナチュラル色3本)、アーティフィシャル(ミモザ、ステラフラワーバンドル、レースフラワーピック)
グルーガン、ハサミ、ワイヤーカットハサミ、ペンチ、フローラルテープグリーン、リースワイヤー(地巻き茶)、ワイヤー(#24グリーン、#24ブラウン)
それでは早速花材の準備をしましょう。
ミモザを切り分けます。約8~9㎝の長さにカットし、14~15本用意します。
続いてステラフラワーバンドルの花を切り分けます。
こちらは約7~8㎝の長さにカットし、花が1つのものと2つのものを混ぜて12本程度用意します。
茎の長さが短いものは#24グリーン地巻きワイヤーでワイヤリングをしておきます。
次にレースフラワーを切り分けます。長さは約8~10㎝。
花の部分とリーフの部分がバラバラになってしまった場合は花とリーフを組み合わせたもの(左画像)と、花だけのものでパーツを作ります。
ワイヤーが抜けやすい場合はグルーで補強するか、フローラルテープを巻いておきます。
約15パーツ程度できました。
これで花材の準備ができました。
ワイヤリングした花材を出来上がりをイメージしてリースの周りに仮置きします。
時計周りに流れが出るように置くのがポイントです。
左上の先端部分は花材のボリュームは少な目に、徐々に花材を厚くしていきます。
仮置きができたら、材料を半分に(リースの半分の位置で)分けておきます。
リースを作っているときに花を使いすぎてしまって、後半花材が足りなくなってしまった経験ありませんか。
このようにアレンジする前におおよその分量を分けておけば、失敗を防ぐことができますよ。
それではアレンジを作っていきましょう!
まずリースワイヤーをベースのリース土台に巻きつけて固定します。
リースワイヤーは今回は滑りにくい地巻きのワイヤーを使っています。
ない場合は普通のリースワイヤーでもOKです。
リースのツル(太めのところ)を数本すくうようにワイヤーを巻きつけ、ねじって固定します。
ツルが細い場合はリース台全体を巻きつけても大丈夫です。
一度ワイヤーを強めに引っ張ってみて外れなければOKです。
先端から花材を巻きつけていきます。
ミモザとレースフラワーを1本ずつ置き、茎の下1~1.5センチ程度の部分をワイヤーで2回ほど巻きます。
2回巻いたらきつめに引っ張ります。
花材がぐらついていないかチェックしてくださいね。
以下同様に花材を置く→巻きつける→きつめに引っ張るを繰り返しながら形を作っていきます。
花材の仮置きの時にもご説明しましたが、先端は軽めに、徐々に花材のボリュームが出るように作っていきます。
花材を少しずつずらしながら入れ、3、4パーツ目くらいからステラフラワーピックも入れていきます。
真ん中付近まで花材が入りました。
時計周りに花材が入っていることと、真ん中に向かうにつれて先端の向きも少しずつ変えながら入れると美しくできます。
動きを出しやすいミモザとレースフラワーでアウトラインを整えるイメージで作っていきましょう。
後半部分もアウトラインに気をつけながら花を入れていきます。
このあたりはステラフラワーを多めに入れてリースの厚みを意識しながら作っていきます。
花材8割ほど入りました。このあたりからはまた少しずつ花材を減らしながら完成させていきましょう。
花材がすべて入りました!リースの真ん中付近が一番華やかな見た目になっていますね。
ワイヤーの始末をします。
巻き終わりは緩まないようにしっかりと引っぱりながら巻きつけ、ワイヤーをカットします。
ペンチを使って、カットしたワイヤーを何度かツルの隙間を通して巻きつけしっかりとねじります。
余分なワイヤーはカットして危なくないように先端はツルの中に入れこんでおきましょう。
ラフィアリボン3本を用意し、長さを半分にカットします。
リースの巻き終わりを隠すようにラフィアを2周巻きつけたら一度結びます。
この時にリボンが緩まないようにぎゅっと結びましょう。
形を整えながらリボン結びをします。
ラフィアの太さを細くして、リボンを柔らかい雰囲気にしたいと思います。
ラフィアは縦にさける性質を持っていますので、指でお好みの太さにさき細くします。
ループの部分も少し割いて柔らかい雰囲気になりました。
テールはお好みの長さにカットします。
#24地巻きブラウンワイヤーを1本用意し半分に折り、先端をねじってフックを作ります。
リースの重さのバランスを見てフックをつける位置を決めます。
フックはリースの裏側から当てて、フックの根元で2回ほど巻きつけます。
余分なワイヤーはカットして切り口が壁側に向かないように気をつけます。
ミモザのハーフリースが完成しました♪
出来上がりのリースのサイズは横幅約25㎝、縦は約19㎝です。
ミモザとレースフラワーが軽やかで、春らしい雰囲気のリースになりましたね。
・ツルリース(直径15㎝)180円
・ブルームミモザ 東京堂FM9220 (約1/3本)275円
・ステラフラワーバンドル 東京堂FM2052#37 (1/3束)185円
・レースフラワーピック 東京堂FM8094 (1/3束)185円
・ラフィアファイバーナチュラル DO060110 000 (3本)6円
・その他資材(リースワイヤー含む) 130円
合計 961円(税別)レッスン参考価格3,000円~
ミモザは生花でも2月~3月頃にフラワーショップで買うことができます。
ただ販売されている期間が短いのでタイミングを逃してしまうこともありますよね。
アーティフィシャルフラワーなら手軽に入手することもできますし、長持ちするのが嬉しいですよね。
また花粉などが気になる方でも安心して飾ることができます。
3月8日は国際女性デーで「ミモザの日」。
ミモザのアレンジメントをプレゼントして、日頃の感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
フレーズ (FEJ神奈川オフィシャルスクール)
柘植 恭子
ブログ)https://ameblo.jp/koubou-hanakomachi/