「花を贈った」「贈られた」等、皆さまも人生の中で、花にまつわる色々な経験があるかと思います。
花贈りは、特別な時もそうでない時も、私達の心をほんのりと明るく照らしてくれる行為ではないでしょうか。
そんな花贈り、普段からもっと気軽に、庭の花などを、ささっときれいにラッピングして贈ることが出来れば、人生がもっと美しくなるように思えます。
そこで今回は、前編では花贈りの印象的な映画をご紹介し、後編では、映画に出てくるような気持ちのこもった花束をより美しく見せることが出来る、花束ラッピングの方法を動画でご紹介しますので、よろしければどうぞご覧下さい。
花贈りと言えば、イメージするのは大抵プロポーズや愛の告白シーンではないでしょうか。
特に、映画の中の「花を贈る」素敵な(あるいは切ない)シーンは、私達女性の心を掴みます。
映画の中に出てくる花束のシーンには印象的なものが本当にたくさんあり、皆様それぞれに、映画を見た頃の自分自身の思い出と花束のシーンが重なって、忘れらない1本があるのではないかと思います。
そこで、どんなシーンが印象的で素敵だったかな?とちょっと調べてみました。皆様も「見たことある!」という映画があるかもしれません。
久しぶりに思い出の映画を見直して、ステキな花束の参考にしてみるのも良いかもしれません。
若き日のジュリアロバーツが本当に可愛くて、もはやこの映画を知らない人はいないのでは?と思う映画。
リチャード・ギアが梯子をのぼって赤いバラを贈るラストシーンは忘れられません。あの場面でうっとりした人も多いのではないでしょうか。
何不自由無い生活にどこか虚しさを覚えていた主人公が、妻に内緒で通い始めたダンス教室。
ダンス講師の送別パーティーに奥さんが用意した服を着て、赤いバラを一本持ち、妻の勤める職場に現れる主人公が「ダンスパーティーにはパートナーが必要だ。僕のパートナーは君だ。僕と踊ろう」と言った一言が印象的です。
どんなに大きな花束よりも、ただ一本のバラがとても美しく見えました。
2月14日は女性から男性にチョコレートを贈る日本のバレンタインデーとは違い、アメリカでは男性から女性へ花を贈ります。
物語の中心となるのは花屋さん。
バレンタインデ―の2月14日、花のデリバリーを通してアシュトン・カッチャー演じるイケメン花屋さんが、それぞれの切ない恋愛を知っていく事になります。
韓国で大ヒットし、日本でもアメリカでもヒットした映画です。
付き合いだして100日目に変わらぬ愛の情熱を伝えるために、彼女のいる大学まで赤いバラを贈るシーンが印象的な映画です。
それぞれの思惑が交差する中、好意を持ちながらも素直になれない二人。
メグ・ライアン演じるキャサリンの所に、トムハンクス演じるジョーが、キャサリンの好きなデイジーの花束を持ってやってきます。
いつもは素直じゃないキャサリンが、デイジーの花をとてもうれしそうに受け取り、心が通いだします。
以上、花贈りのシーンが有名な映画のご紹介でした!
まだまだ、花を贈るのが印象的な映画はありますが、海外イメージのものが多く頭に浮かぶのは不思議です。 では、実際、日本の花贈りの状況はどうなのでしょうか?
日本と海外の花の消費についても、ちょっと調べてみました。
こちらは花消費量の国際比較のデータ(2006年花き産業の国際比較より)です。
ご覧のように日本は一人当たりの切り花消費額が、数ある先進国の中でも低く、GDP比でみても最低レベルということがわかります。
この資料によると、日本では1年に1回も花を買わない人が4割、消費額はスイスの3割、イギリスの半分です。
残念ながらデータを見る限り、今の日本では女性たちが憧れる映画のように素敵な男性から「花をもらう」というシーンはなかなか無いということになりそうです。
映画を参考に、日本と海外における花の送り方や消費について考えてまいりましたが、後編のその2では、動画でラッピングの方法をご紹介いたしますので、どうぞご覧下さい。
>その2)「簡単だけれどきちんと見える花束ラッピング」 動画で紹介する花の包み方
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