本記事は過去に会員様向けに配信させていただいた内容です。一部を加筆・修正してお届けいたします。
中には、この情報をもとにお教室の門をたたいたという方もいらっしゃるかもしれません。
ですがそもそも、雑誌に掲載される人はどのように決まるのでしょうか?
編集者やライターが、ネットや独自のルートを駆使し、記事に協力してもらえそうな人(スクール)へオファーを入れて取材しているのでしょうか・・・?
いえいえ、実はそんなパターンばかりではありません(もちろんそれもありますけど)。
そこで今日は雑誌掲載に興味をお持ちの方のために、スクールやフラワーデザイナーが掲載されている方法を数パターンご紹介したいと思います。
このパターンで掲載される場合は、ライターさんやスタイリストさんが、企画にふさわしい知人を紹介するケースが非常に多いようです。
本部講師のマコ先生、大川先生はこのパターンで取材を何回か受けています。
<女性誌『VERY』に掲載されました
<マコ先生がモデルに!
この場合、大体は交通費や衣装など全て自己負担で無償ですが、発売時には掲載された雑誌を送ってもらえます。
こちらも編集関係の紹介などが多いと思います。
この場合は材料費だけ支払われたり、中には無償協力の場合も。
当協会も、何度かご協力しています。
こちらは、FEJにブーケ制作をご依頼をいただいた情報系ブライダル雑誌「ゼクシィ」。
FEJブーケ代理店の先生に、数点のアーティフィシャルブーケを制作していただき、特集ページへ掲載していただきました。
この時は制作料はいただかず、そのかわりに制作した先生方をページ内でご紹介いただきました。
巻頭やカラーの特集ページへの掲載を依頼されるのは、メディアへの露出度が高いいわゆる「有名人」です。
実力、人気とも安定している先生方の作品を、私たち読者も見たいですから、当然ですよね。
この枠でいつかは出てみたいと思われる方は、コンテストなどに作品を出して入賞するなどして、名前を広く知られる存在になる必要がありそうです。
また、それほど知名度が高くないデザイナー、講師であっても、有料広告などで一度掲載され、人気投票(アンケート)で上位になったり、編集者と仲良くなったり、安定したデザイン力が認められた場合等は定期的に声がかかり、カラーページや特集ページを依頼されることがあるようですが、その場合でも別途、巻末のスクール紹介ページなどに別途有料広告を出しているのがほとんどだったりします。
いわば持ちつ持たれつ、と言った所でしょうか。
実は最近はこの方法がとても増えてきました。「○○に掲載されました!」とおっしゃっている方のほとんどが、実はこのパターンです。
いわゆる「有料広告」で、読者には広告とわからないよう「エレ読者の通う美魔女先生のウットリ教室紹介」などといった風に、さりげない記事として掲載されるのが特徴です。
取材はもちろんきちんとしてもらえますし、きれいな掲載写真をプロのカメラマンに撮影してもらえます。
このオファーはHPやブログに直通電話番号を掲載している方は電話に、無い場合はメールアドレスから来ることがほとんどです。
この有料広告、実際に支払う掲載金額の相場はこのような感じです。
年間契約やページの大きさ、内容などによって金額は変わってくると思いますが、おおよそこの程度だと思います。
※全ての雑誌が上記金額ではありません。
ある一部雑誌の情報ですので目安とお考えください。影響力が高いといわれる雑誌ほど高額になる傾向にあります。
この有料広告の掲載料が増えてきた背景として、紙媒体業界全体が厳しい時代になってきたことが挙げられます。
リーマンショック後、女性誌や情報誌が相次いで休刊・廃刊となったのは記憶に新しい所ですが、同時にここ数年、新聞、漫画、雑誌など紙媒体ほとんどが電子化の波にさらされています。
ネット情報化時代到来(紙離れ)→販売部数の減少→広告・タイアップが入らない→休刊・廃刊・・というパターンを回避する為には広告収入を上げる必要があり、今までとは違うスポンサーへのアプローチが行われるようになってきたわけです。
その結果、講師業の方の有料広告掲載が増えてきている・・という粗筋です。
こうして掲載された記事へ、実際に読者から反響がある場合もあればそうじゃない場合もありますが、どちらにしても、雑誌に載るのは嬉しいですよね^^
何より生徒様達からは、とても喜んでもらえると思いますし、一昔前の広告料に比べると、幾分リーズナブルに掲載できるというのも、私たちにとってはありがたいことです。
以上雑誌掲載の方法のご紹介でした。参考になりましたでしょうか。
いずれにしても編集者さんとの「打合せ」が大変重要になります。せっかく掲載してもらうなら、より良いカタチでご紹介して頂きたいものですよね。
ライターさんに自分の意思をきちんと伝える。この点をどうぞお忘れなく!
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