私はアレンジメントに使用する、専用のドライオレンジを購入したら、冷蔵庫の野菜室で保存しています。
「え?食用でもないのに冷蔵庫で保管するのですか?」と、生徒様の多くがおっしゃいます。
そうなんです。食用ではないのに、冷蔵庫で保存。
私がおっちょこちょいなわけではなくて、それにはきちんとした理由があります^^
オレンジ色、黄色は、元気が出るお色といわれ、ビタミンカラーといわれています。
うっとうしい梅雨の時期、ビタミンカラーのアレンジを見ると元気がでるので、レッスンでは積極的に取り入れています。
そんなアレンジにぴったりなドライオレンジ、実は常温で保存していると、時間と共に果肉の部分が熟したように黒くなってしまうんです!
それが冷蔵庫に入れておくと、半年経っても、鮮やかなみずみずしい色の果肉のまま。
ですので、購入後、すぐに冷蔵庫へ入れてレッスンの日まで大事に保存しています。
花材のドライオレンジを、私が冷蔵庫で保存する理由、それは変色防止の為なのです。
それでは最後に、スライスのアレンジと、ホールオレンジを使って、アレンジをご紹介したいと思います。
まず、ワイヤリング。
スライスのものは、Uピンにグルーを付け、オレンジにそのまま貼り付けます。
ホールのオレンジのワイヤリング方法。
オレンジに切れ目が入っているのですが、対角線上切れ目にワイヤーを挿すと、とても挿しやすいです。
ワイヤーをオレンジの下部分でぎゅっとまとめれば完成です。
シナモンの花器に、黄色いローズや青りんごに、オレンジを合わせてみました。
オレンジの甘酸っぱい香りが漂ってきそうなアレンジの完成です♪
オレンジを使用したアレンジメントのレッスンの際にはぜひ、オレンジの保存方法も一緒に、生徒様へお伝えしていただければと思います。