前回、葉の使い方でパリスタイルのアレンジメントを演出する方法をお話ししましたが
(葉に動きをつけるテクニック)
今回は、器をパリスタイルに使用するとても簡単なテクニックをご紹介いたします☆
パリジャンに人気な器のスタイルのひとつが「トランスパラン」。
透明なガラスの容器です。
暑い夏には、水が見える様もステキなのですが
肌寒い季節にはガラスベースは敬遠しがち。
そんな時や、器に変化をつけたいときに便利なのが、
ガラスベースの中に、リーフなどの素材を入れてしまう方法です。
ガラスの寒々しさが軽減するのと同時に、
パリスタイルの特徴でもある、
グリーン類を多様したアレンジとも馴染みが良くなります。
では早速、プリザーブドやアーティフィシャルのアレンジに応用する方法を
ご説明します。
●ガラスの器、セック(土台)、グルーガン、シート状のリーフリボンを用意します。
●セックは、このように器の形にあわせて切り出しておきます。
四角いままでも大丈夫です。
●セックに、シート状のリーフリボンを巻きます。
不安定であれば、ところどころグルーガンでとめてください。
●シート状のリーフリボンとは・・
葉の模様が印刷されたシート。
アレンジメントに入れたり、用途が広く便利なアイテムです。
●シートリボンを巻いたセックの底に、
グルーをたっぷりつけてガラスの器にセットします。
これで器の完成です!
●こちらは応用編。
大きな器に、シートモスを入れています。
この場合、ワイヤーで固定したり、セックをしっかり入れて、
土台がぐらつかないよう工夫しましょう。
●アレンジメントを入れると、こんな雰囲気に。
たっぷりのグリーン類とマッチして、
より自然な感じがでています。
このほかに、フィンランドモスを入れ込んだり、
リーフをはったりすることで、色々な表情が楽しめるトランスパランの器。
ぜひ、お試しください!
「リップル」おかだそのこ