(出典:http://katiespicerphotography.blogspot.jp/)
イギリスロンドンで毎年5月に開催される「チェルシーフラワーショー」。
(出典:http://www.his-euro.co.uk/)
世界中の園芸家が集まり、美しい庭を再現してくれる有名なこのフラワーショーをご存知でしょうか。私は毎年この時期になるとこのショーに行きたい!!と思うのですが、日本ではこの時期は母の日商戦。
毎年とてつもない忙しさで行くことを断念するのですが、いつか絶対に行ってみたいと思っているフラワーショーの一つです。
毎年、世界中で数多く開催されているフラワーショー。
チェルシーフラワーショー以外にも春先から秋口まではあちこちでフラワーショーが催されます。もちろん日本でも開催されていましてどこすごい人出です。日本人も花好きが多いなぁと思います。
ご参考までに、日本で開催されるガーデンショーの有名なものをご紹介しますね。
国際バラとガーデニングショウ(所沢西武ドーム)
2016年5月13日(金)〜5月18日(水)
来場者数20万人
http://www.bara21.jp/last/
日比谷公園ガーデニングショー(東京都日比谷公園内)
2016年10月22日(土)~10月30日(日)
来場者数26万人
http://www.hibiya-gardening-show.com/
世界フラワーガーデンショー(長崎県ハウステンボス)
2016年10月01日(土)~11月03日(木)
http://www.gardeningworldcup.jp/
普段花好きを自負している人でなくても、花や緑がたくさんあるステキなガーデンショーは、ふらっと出かけても楽しいに違いありません。
世界中で大人気のフラワー&ガーデンショーですが、世界で一番古く、権威があると言われているのが「チェルシーフラワーショー」です。
(出典:http://www.theguardian.com/)
エリザベス女王はじめ、王室の方々も見学にいらっしゃいます。
それもそのはず、「チェルシーフラワーショー」の主催はエリザベス女王が総裁を務めるイギリス園芸王立協会RHS。ちなみにRHSの会員は37万人と言われています。
チェルシーフラワーショーは、5月の5日間ロンドンのチェルシー地区にある王立病院内の公園で開催される、世界一のフラワーショーです。歴史も古く、始まりは1862年にさかのぼります。150年以上の歴史をもち、間違いなく世界最高のガーデンショーと言えるでしょう。
チェルシーフラワーショー内のディスプレイは100を超え、世界のトップフローリストによるコンペも開催されます。そしてなんといっても人気があるのはガーデンのコンペティション。
トップガーデナーが集結する「ショーガーデン」部門は一番の人気で、その他に「アーティザン・ガーデン」部門、「フレッシュ・ガーデン」部門があり(年度によって変更)、やはり一番人気は「ショー・ガーデン」部門。この周囲はぎゅうぎゅうの満員電車のような人でごった返すそうです。
RHSの会員や世界中の園芸ファンが、5月の5日の間にこの公園に殺到するのですから、それはそれはとても賑やかで街中がお祭り騒ぎになります。
ちなみに初日と2日目はRHS会員限定ディで、ロイヤルファミリーやセレブも多く訪れるそうです。
世界中のトップガーデナーやフローリストが集まるチェルシーガーデンショー。それだけに規模も大がかりで、楽しいものばかり。
世界の最先端のデザインをチェック出来るのがこのショーの魅力です。
(出典:http://frustratedgardener.com/)
(出典:http://www.robertmealing.com/)
(出典:http://www.daviddomoney.com/)
(出典:http://katiespicerphotography.blogspot.jp/)
(出典:https://www.flickr.com/photos/)
(出典:http://www.daviddomoney.com/)
(出典:http://katiespicerphotography.blogspot.jp/)
(出典:http://www.daviddomoney.com/)
(出典:http://www.daviddomoney.com/)
(出典:http://www.houseandgarden.co.uk/)
(出典:http://katiespicerphotography.blogspot.jp/)
(出典:http://www.daviddomoney.com/)
(出典:http://katiespicerphotography.blogspot.jp/)
(出典:http://www.daviddomoney.com/)
(出典:http://www.houseandgarden.co.uk/)
(出典:http://hubpages.com/)
(出典:http://katiespicerphotography.blogspot.jp/)
(出典:http://flirtyfleurs.com/rhs-chelsea-flower-show-floral-designs/)
(出典:http://katiespicerphotography.blogspot.jp/)
(出典:http://www.theguardian.com/)
チェルシーフラワーショーには日本人も参加して日本美を世界に発信しています。こちらは、2015年にアーチザンガーデン部門で金賞を受賞された石原和幸氏の「Edo no Niwa – Edo Garden」。
ガーデンデザイナーの石原氏は今まで数々のメダルをチェルシーで受賞されています。2012年からはアーチザンガーデン部門で連続金賞を受賞。
(出典:http://frustratedgardener.com/)
(出典:http://frustratedgardener.com/)
(出典:http://frustratedgardener.com/)
とにかく海外の方には大人気の「苔玉(mossball)
(出典:http://frustratedgardener.com/)
(出典:http://frustratedgardener.com/)
(出典:http://www.achicaliving.com/)
(出典:http://frustratedgardener.com/)
空前の日本ブームの中で、「外国人から見た日本」を巧みに演出し、日本人ならではの緻密で繊細な庭造りが評価されているのだと思います。
(出典:http://katiespicerphotography.blogspot.jp/)
チェルシーフラワーガーデンショーの美しい庭や花、いかがだったでしょうか。
まるで何十年も前からそこにあるかのようなたたずまいを見せる庭や樹木たちですが、石原さんが参加されているアーチザン部門などは、準備期間たったの10日間というから驚きです。
庭好きのロンドンっ子達が首を長くして開催を待ち、チケットは半年前に売り切れてしまうほど、人々を魅了するチェルシーフラワーショー。
(出典:http://www.visitlondon.com/)
海外からは1万人の園芸ファンが集まるそうです。
最先端のフラワーショー、みなさまも機会があればぜひテムズ川近くのロイヤルホスピタルチェルシーの庭へ訪れてみてはいかがでしょうか。いつかは私も見に行ってみたいです!