花大国のオランダ。ここにはふたつの有名な花市場があります。
ひとつは誰でも気軽に見ることができる「シンゲルの花市場」もう一つはアムステルダムより車で30分の場所にある「アールスメール花市場」
ドイツからフランスに抜ける途中で寄ったオランダ・アムステルダム。思いがけず現地で仲良くなってしまった人のおかげでアムステルダムがとっても楽しくて、通り抜けるつもりが3日間もステイしてしまいました。
パリには今までよく行きましたが、パリの雑貨屋さん巡りが好きな方はアムス本当にお勧めです。小さな個人店がたくさんあって、おしゃれで可愛くて。きっと女性なら心躍るはず♪
今日は「シンゲルの花市場」とオランダアムステルダムのかわいい街並みやショップを皆さまにお届けいたします。
運河に浮かぶシンゲル花市場
昔この地区は花屋街でした。
1862年からシンゲルの運河沿いにあった花屋街は全長2キロ。運河に浮かんでいます。
花市場と聞くと切り花がたくさん売られている、というイメージですが、ここは種や球根がメインの花市場です。切り花はちょこっとだけ。そのかわり、立派な球根がたくさん!
球根は土がついていないので、国外にもっていくことができますよ。
今にも咲きそうな球根
シンゲルの花市場は今ではすっかり観光の名所になっているそうで、昔と違って花とは関係のないお土産物屋さんも多くなり、オランダの人たちはちょっぴりさみしく思っているそうです。
それでも、これだけの量の球根や種がたくさん売られているところは日本ではありません。歩いていてとても楽しかったです。
大量のドライフラワー
世界的に流行中の盆栽キットも。
でも、これ盆栽なんだろうか??
普段は球根の状態を実際に見ることがない花もたくさんあって、ついつい凝視してしまいます。手にとっては、ほお~と言いながら見て回るのもまた楽しい!
すごい量の球根たち!
こちらの市場、本当に少しなのですが切り花のショップもあります。でも、そのほとんどがブーケとして売られていています。地元の方々はブーケになっているものを購入されることが多いとのこと。
そのせいか、アムステルダム市内では切り花がたくさん売られている花屋さんは少なく、店頭に出ている多くはすでに花束になっているもの。花束は束が大きくひとつ150€くらい(1700円くらいでしょうか)
お花屋さんを少し回りましたがどこも奥のテーブルで花束を大量に作っており、フローリストのみなさんは大忙しのようでした。
アムステルダムはガーベラやチューリップ、シャクヤクやアジサイを多く見かけました。
チューリップが50本で6€(780円くらい?)一般の人も買える価格だから安いですよね!!
アムステルダムと大麻
実はこちらの下の画像は大麻の種!
そう、アムステルダムは花と大麻の国なのです。この国は大麻は合法。オランダ人は一人につき、3株まで育てて良いことになっているため、こうして花市場では大麻の種も売られています。
ちなみに、こちらをぶらぶら歩いているとよく目にするのが「コーヒーショップ」
これはカフェではなく、大麻を体験できる場所なのです。私は、アムステルダムにくるまでコーヒーショップの存在を知らなかったのですが、このショップが至るところにあり、みなさん吸っているのです!カルチャーショック(笑)
公園に行くと、ずいぶん若い子ちたが自転車に乗りながらマリファナを吸っていますし、町中を歩けば大麻ショップがたくさん。大麻は常習性がなく、生理痛や関節痛、ガンの痛みや不眠によく効くそうでアメリカやその他の国でも合法になりつつあります。
日本でも北海道の特区で医療大麻が始まっていますよね。もちろん日本では禁止のものですが、アムステルダムを歩いているとなんだか不思議な気分になるのでした。
可愛い街並み
アムステルダムは通り自体が世界遺産になっているところも多く、運河沿いを歩くのが楽しい町です。ところ狭しといろいろなお店があり、一日中見ていてもあきません。
素敵な玄関や見事なアイビーハウスを見るのもこの町の楽しみ
犬連れの婦人も多く、リードはしないで自由にプラプラしているのがまた可愛いのです。
そして、天使のようにかわいい子供たち。この日、公園の噴水でみんな遊んでいました。
可愛い雑貨屋さんも多数♪
オランダ・アムステルダムは私にとっては通過点の国でしたが思いがけず好きになってしまい、現地で仲良くなった方とまた会う約束をしてお別れしてきました。
アムスはパリから飛行機で一時間の距離。これからもちょくちょく遊びに行こうと思います。
次は世界最大の花市場、アールスメールの様子をお届けいたします!
旅の様子は私のインスタグラムとフェイスブックにUP中です。・・・・良かったらぜひフォローしてください。今は南仏プロヴァンスにおります。