チェルシー地区は雰囲気のある素敵な場所。つい1か月前に訪れたばかりのこの地区で爆発があったなんて信じられません。NYに行ったらまたこの界隈をぶらぶらしたいなあと思っているくらいです。
この地区はハイライン(のちほどご説明)の整備が進み、ますます観光客が押し寄せるようになり、周囲の再開発が煤でいるそうです。
このチェルシーマーケットと、少し足を延ばしたブルックリンで見つけたかわいい手芸屋さんを、今日はご紹介したいと思います。手作りLoverには心躍るお店でしたよ!
ニューヨークを訪れたら、ぜひ行ってほしいのがチェルシーマーケットです。
元々はオレオクッキーの工場だった場所をリノベーションした巨大なビルで、赤レンガの外装には当時の面影が残ります。近くにはグーグルのオシャレな本社がありました。
オレオクッキー、アメリカ人は本当に好きですが、これほどの巨大工場から出荷されていたのかと思うと、その規模にあらためて驚きます。
2013年に改装を終え、ますます人気のスポットに。
朝からものすごい人出で、店内は大賑わいでした。
天井には、かつての工場の雰囲気がそのままに。
かわいい花屋さんも。
チェルシーマーケットには、名だたるブランドやショップが軒を連ねています。
ですがそれとは別に、若い作家さん達にも積極的に出展の機会が与えられているそうで、手作りのアクセサリーなどを置いた小さなワゴンやショップもたくさん出ていました。
オリジナリティあふれるアクセサリーたち。
日本でも、ミンネなどの手作り販売サイトが大人気になっていますが、こちらNYでも手作りアイテムを作って売ったり、若い作家さんの1点ものを買ったりするのが人気です。
この中から、いつか世界的なアーティストが生まれるかもしれませんね。
チェルシーの建物から直接、出ることが出来るのが、新名物の「ハイライン」です。ニューヨークで一番 注目を集める観光スポットかもしれません。
空中公園ハイライン(The High Line)は、使われなくなった古い鉄道 高架を利用していて、おしゃれなショップやレストランが立ち並ぶミートパッキング地区 から、アートギャラリーが並ぶチェルシーという街を抜けた30丁目に亘る長い公園です。
ちょっと暗めのチェルシーの室内から出ると、ハイラインのグリーンが本当にまぶしくて、高架を通り抜ける風が爽やかなのです。
廃線になって荒廃していた線路の高架が再開発されて、公園に生まれ変わったハイライン。
ニューヨークの街の中にいることを忘れてしまいます。
ハイラインは元々列車が通る場所を利用しているので、道にはこのように鉄道の名残があります。間には花が植えられていて散歩しながらお花を眺めるのもまた楽しいのです。
今ではニューヨーカーの憩いの場所です。
今回、NYを訪れた目的のひとつが、今ニューヨークでもオシャレなお店やデザイナーさんが多く住むブルックリンを見ること。本当に、いろいろな場所を訪れました(NY NOWの回でも書きましたが、毎日欠かさず3万歩あるいていました)
歩き疲れてヘトヘトになり、この日はブルックリンでアイスクリーム屋さんの屋台を見つけてでひとやすみすることに。
アメリカンサイズのボリュームに「食べ切れるかな~」と言っていたのに、食べ始めたらおいしくてとまりません。もちろん完食。
実はこれ、最近注目されているビーガンアイス。卵も動物性乳製品も使っていないマクロビアイスなのです。
アレルギーの人が多い卵や乳製品を使っていないし、カロリーも控えめだから体に優しいと、ニューヨーカーには今、ビーガンアイスが大人気。豆乳やココナツミルク、アーモンドミルクなどを使うようです。
卵も乳製品も入っていないのにこんなにおいしいのなら、もう世の中のアイスは全てこれでいいなじゃないかと思ってしまいました。まだ日本には入ってきていないようですが、上陸も近いのではないでしょうか。
ちなみに、この数年はブルックリンからカルチャーが発信されています。色々な流行の発信がここブルックリンなのです。2017年にこのカフェが日本に出店するよ、とか、このお店はこの間日本に初出店したよ、とか、そんな話をよく聞きました。
ブルックリンを散策中に発見したのがこちらのお店。赤いお店のペイントがとても目立つ「ブルックリンチャーム」です。
手作り用のアクセサリーパーツがずらり。しかも品揃えがおしゃれでした。さしずめNYの貴和製作所と言ったところでしょうか。
若くてオシャレな女の子が、手作りアクセサリーのパーツを小さなトレーに選んで乗せて買っていました。このシステムは日本と同じですね。
日本では見かけないパーツもたくさんありました。
鉱石はNYでも人気のようですね。
次は、手づくりのお店ではないのですが、ブルックリンで見つけたブライダルやパーティ用ヘッドアクセサリーのお店avigailadam。
ウィンドウから目を引くかわいいディスプレイは、やっぱり人気のナチュラルテイスト。
日本ではあまりみかけない繊細なヘッドバンド。アメリカ人のブライダルドレスの写真を見ていると、こういうヘッドバンドを付けていますよね。インスタをされている人はたぶん最近よく見かけると思います。パーティやブライダルで髪につけるものなのですが、なかなか素敵なのです。これまた、日本に上陸するのかな?
日本ではまだほとんど売れらていなくて、かつ花冠が流行っているので、もしかたら日本でも流行するかもしれませんね。要チェックです。
http://www.avigailadam.com/collections/hair-combs/products/flower-array-hair-comb
同じような素材で、ヘッドドレスやクラウン、コームなどステキなアクセサリーがもりだくさん。
ロマンチックなインテリアたち。
お店のヘッドバンドやクラウンを付けた写真がディスプレイされています。
日本では、金属のシンプルで上品なヘッドアクセは、まだまだ主流ではないので、これだけ集まったお店はめずらしいですよね。ステキなコームやクラウンをこんなお店でみつけて、ベールを自分でつけて見るのも良いかもしれません。
お店にはデザイナーさんもいて、話をしたら、日本に6か月住んでいたことがあるそうです。可愛くて若くてとっても素敵な女性。ブルックリンにお店を出して、これだけの素敵な作品を作っているなんてなんとも素敵だなあと思います。一緒に写真を撮れば良かったな。。
ハンドメイドが生活に深く根付いているアメリカで、若手作家さんの作品や、ハンドメイドショップを見る機会に恵まれて、色々なヒントを得ることが出来ました。
今でこそ日本でもハンドメイド熱が高まっていますが、アメリカでは「Etsy」というハンドメイドマーケットのECサイトが2005年から存在していて、今や巨大マーケットに成長し世界中から注目されています(日本のハンドメイドマーケットサイトも、実はEtsy人気にあやかったものと言われています)。
そのEtsyで、売上の上位を占めているのは実はハンドメイドパーツを扱うお店だそうです。それだけたくさんの人々が、ハンドメイドの魅力を実感しているのだと思います。
日本でもこれからますます、ハンドメイドマーケットは進化し、巨大化していくのではないかと思います。実はブログには書きませんでしたが、日本にはまだなくてNYでは流行中、というものをいくつか発見しています。そちらは会員の皆様だけに発信していきたいと思います。