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なかなか潜入できない「流行の発信地NY NOW 」北米最大ギフトショーのレポートをお届けします!

2016.09.21
投稿者:fujie

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北米最大のギフトショー「NY NOW」

8月に開催されたSUMMERMARKETを視察してまいりました。

入場に厳しい規制があって一般の方は絶対に入れません。北米のインテリアやギフトの今、そして未来の流行を掴むことが出来るショーですが、ネット上でも「NY NOW」の様子が私達に伝わることはなかなかありません。

今回はこのショーに参加する為、日程を合わせアメリカへ行ってきました。中の様子を皆様にもシェアしたいと思います。どうぞご覧下さい!

思ったよりも混んでいない?NY NOW

NY NOWの会場は、タイムズスクエアからほど近い、ハドソン川の川辺に建つガラス張りの巨大なコンベンションセンター「JAVITIS CENTER」です。

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「思ったよりも混んでいないな」というのがエントランスに立った感想。

東京ビックサイトのギフトショーの方が、ずっとずっと混んでいました。でもそれには理由があるのです。

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こちらは入場の際に受付で発行される入場パス。これを首に下げてブースを回り、商談するのですが、この入場パスを発行してもらうのが、実はとても大変でした。

まずNY NOWのホームページから事前に書類をダウンロードし、必要事項を記入しますが、きちんとした会社であることの証明や、実際に輸入を行っている証明(その他モロモロ・・・)が必要になります。もちろん英文書類です。海外と輸入取引をしているかがとても重要なポイントでした。

指定された書類がきちんとNY NOWに受理されなくては、入場できません。

さらに当日はその書類と入場者全員のID(日本人の場合はパスポートなど)が必要で、どちらかひとつが欠けても入れないのです。同行した岡村はパスポートを携帯していなくて、なんと日本の運転免許証で入りました。漢字ですが読めるのかしら・・・(笑)

このように、実態のある輸入を前提とした会社組織にしか入場が許されない為、一般人は皆無です。その為、思いの他会場は空いていて、じっくりと会場を見て回ることが出来ました。

トレンドは「自然」

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会場全体を見て回り、出展者の方にもお話を聞きましたが、アメリカでもトレンドは圧倒的に「自然」でした。

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こちらはアルゼンチンのインテリア小物のブランド。

3メタルを多用していて豪華ですが、自然素材を組み合わせていたり、手仕事の柔らかさがあったりして華美すぎず上品。最近流行している新・NYスタイルに合うなと思いました。

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アイアンのアーティストさんのブース。

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すごく繊細なオブジェです。アイアンで自然美を表現しています。

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本当に繊細なので女性の作品かな?と思ったら、アーティストさんはワイルドなイケメンでした(笑)

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コケで絵や文字を書いたオブジェ。

9.1

インテリアにもブライダルにも良いですね。ウェルカムボードのご提案にとても良いと思いました。お店のディスプレイにも映えますよね。色々見て回るのは本当に勉強になります。

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アーティフィシャルブースもたくさん!グリーン系が人気

アーティフィシャルのブースもすごく多かったのが印象的でした。

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こちらのブース。

なんだか見たことがあるぞ?という花が多かったのですが、お聞きしたら某東〇堂さんもご用達のメーカーさんとのことでした!どうりで・・・

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アーティフィシャルもやはりグリーン系が目立ちました。

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とにかく人気!多肉植物

多肉植物の人気がすごかったです。とにかくどこもかしこも多肉!でした。

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アーティフィシャルのメーカーさんも、インテリアのメーカーさんも多肉です。

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人気があるのはわかっていましたが、アメリカの多肉人気は、想像以上でした。本当に人気があるんですね。

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10.3

アメリカンポップも健在です

ナチュラル志向も良いですが、アメリカらしいポップなアイテムもやはりかわいい。目を奪われます。

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クリスマスを意識したものも時期的に多かったです。

たわし素材のオブジェ!
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こちらは正統派のアメリカらしいクリスマスリースのブース。

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まとめ

駆け足でNY NOWの様子をご紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか。ちなみにこの日、私と岡村さんの携帯アプリの万歩計は3万歩を突破。

ものすごい数のブースでしたが、日本からの出展も見かけました(小さい企業はJETOROがバックアップしています)。

このショーと、この後巡ったブルックリンやマンハッタンで分かった事は、今世界的な流れである「自然志向」は圧倒的なトレンドということ。

インテリアやギフトは自然志向が流行していて、これは当分続きそうだと感じます。私達モノ作りをしている者にとって、トレンドをつかむのはとても大事なこと。日本を出て色々なところで見て聞いて感じることが次の良いモノ作りへ繋がるように、まだまだ勉強していきたいです。そして、それをこちらのブログやメルマガでお伝えしていけたらと思っています。

今回のギフトショーでは世界中、特に南米からの出展も多く、それらのブースには目新しさもあり、こうした中からまた新しい流行が発信されていくのでしょう。

ごく個人的な意見としては、パリのメゾンエオブジェの方が規模も大きく、新しいプロダクトが揃っていると感じました。

ニューヨークのトレンド情報、この後もまだまだ続きます。特に花のトレンドを確認してきましたので、どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

 

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