大人気のドライフラワー。
そのままお部屋に飾っても、ちょっと工夫して吊るしてみたりしてもかわいいドライフラワーは大人気!
オシャレな雑貨屋さんでは最近必ずと言ってよいほどドライフラワーが店頭に並んでいたり、ディスプレイされていたりします。
少しだけ余ってしまったり、買ってはみたもののイメージと違うので今回は使わなかったドライフラワーをお持ちの方は、どんな風に保存していらっしゃいますか?
「乾燥しているんだから、別に気にせずにお部屋のスミに置いています」
もしそんな方がいらしたら要注意です!
実はプリザーブドフラワー以上にデリケートなのがドライフラワーです。
きちんとした保管をしないと、すぐに使えなくなるので気を付けたいところ。ではどんな風に保管すれば良いのでしょうか?
早速ご紹介いたしましょう。
ドライフラワーの一番の敵は湿気と日光。
この2つはドライフラワーをあっという間にダメにしてしまう言わば天敵のようなもの。
一般的なドライフラワーの場合は、特に防カビ加工はされていません。ですから湿気を帯びたまま長く放置しておくと、自然界のお花同様、あっという間にカビが生えてきます!
カビの生えたドライフラワーは2度とは使えませんので、廃棄となります。表面のカビだけふき取っても、実は既に内部深くまで菌が伸びてしまっているので、またすぐにカビてきてしまいます。健康上も体に良くありませんので、カビてしまったドライフラワーを見つけたら、すぐに廃棄しましょう。
ドライフラワーと言うと、お日様にあてて植物を乾燥させたものとと思っている方が多いかもしれませんが、実際には違います。
極力紫外線には当てないように、風通しの良い日陰で乾燥させて作ります(機械で乾燥させる方法もあります)。
ドライフラワーの色褪せはとても早くて、日の当たる窓辺などに飾っておくと、本当にどんどん色が抜けていきます。
ですから、ドライフラワーは飾る時も保管する時も、あまり日の当たらない場所に置いておくのがオススメです。
以上の2つのことから、保管の際には「日陰で湿度の無い場所」に置いておくのが理想です。
オススメは衣裳ケースにしまうこと。
引出式の衣装ケース(フタ式だとたくさん入ってしまうので、デリケートなドライフラワーが崩れてしまうおそれがあります)に、ドラッグストアなどで売っている湿気とり剤を入れて保管する方法です。
これを更にクローゼットなど、日の当たりにくい場所にしまっておくことで、多少ですが紫外線を防ぐことができます。
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100均の使い捨てでももちろんOK。除湿剤が水になったら取り換えます。
また、ドライフラワーの場合は、虫やカビが付きやすいので、気になる方は衣裳用の防虫剤を入れておくと良いですよ^^
ムシューダ 1年間有効 防虫剤 引き出し・衣装ケース用 32個入
さらにこの衣裳ケースは、クローゼットなど、陽の当たらない場所に置いておくのがベストです。
ちょっとだけ余ってしまったドライフラワーを有効活用出来る「ハーバリウム」をご存じでしょうか。衣裳ケースに入れてしまっておくよりも、ハーバリウムにして飾ったり、お友達にプレゼントすれば、ドライフラワーが新鮮なうちに使いきってしまうことができます。
オイルに浮かせた状態なので、少ない花材で小さな瓶に保管することが出来るので、より手軽にドライフラワーを楽しむことができます。
何種類でも好きな花を入れて浮遊感を楽しむことが出来るハーバリウム。材料の種類にあまり捉われないので、その時手元にあるドライフラワーをご自分の好みで使うことができます。
私達の協会にも、レッスンを行っている先生方が日本中にいらっしゃいますので、興味のある方はお問い合わせくださいませ。お近くの先生をご紹介いたします。
店頭であまりのかわいさに一目ぼれで手にしたドライフラワーも、きちんと保管しないとあっという間にダメージを受けて使いものにならなくなります。
上手な保管方法で、ドライフラワーをお楽しみ下さい。