クリエイトアカデミーで開講中の「ラヴァンドゥクチュリエール」コース。
ラベンダーを、上質なリボンや最高級レースとともに編み込んだり、サシェにしたりする手工芸が、手作り大好き女子に受け、人気のコースとなっています。
この夏、日本中でスクールが続々オープンしていますが、今日はラベンダーのことをあまりご存知ない方のために、 ラベンダーの基礎知識をご案内します。
ラベンダーとは。
英名:Lavrnder
学名:Lavandula angustifolia Lavandula officinalis など
科名:シソ科
種類:低木
産地:フランス、イギリス、イタリア、ブルガリア、日本、オーストラリアなど
●語源について
洗うという意味のLavoや,青という意味のLiveoがその名の語源といわれています。
●原産について
原産地はアルプス地方のすずしい高原地帯です。
日本では昭和12年ごろ、曽田香料KKの創始者曽田氏がラベンダーの種をフランスから取り寄せ、試験栽培を始めたのが最初といわれています。
●成分、効能について
・酢酸リナリル
鎮痙、鎮静、鎮痛、抗炎
・リナロール
抗菌、抗ウィルス、抗真菌、免疫調節
・ラバンジュロール(特徴成分)
抗菌、抗ウィルス、抗真菌、免疫調整
☆優れた鎮静効果が特徴で、心身ともにリラックスさせてくれる成分がたくさん含まれています。
●マメ知識
ラベンダーは「木」
ラベンダーを「草」だと思っている方が多いのですが実は常緑の低木。
そう、木なのです。
生えたばかりのラベンダーはやわらかく、まさに草なのですが、徐々に幹が木質化して、株状の茂みになります。
クリエイトアカデミーで使用しているラベンダーは北海道産
北海道で栽培されている代表的なラベンダーの種類に「ようてい」「濃紫早咲3号」「はなもいわ」「おかむらさき」などがあります。
ちなみに、現在クリエトアカデミーで使っているものの多くはおかむらさき(丘紫)。香りが良いため、ポプリやドライフラワーとして出回る品種です(時期や仕入れによって種類は変わってきます)。
北海道での花の見ごろは7月。
おかむらさきも満開前の7月中旬頃に収穫されます。
知っているようで意外と知らないラベンダーの基礎知識。
シソ科というのも、え!?と思いますよね~。
お教室でラヴァンドゥクチュリエールコースを開講される際に、ぜひお役立てください。