FEJライセンススクール会員の皆様へお届けしている無料メルマガ「プロフェッショナルの部屋」。旬の情報から講師として必要な知識まで、花や手工芸に関する情報をお届けし、花活動のヒントにしていただいています。
フラワーエデュケーションジャパンの岡村です。
少し遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒宜しくお願いいたします。
さて、2020年最初のプロフェッショナルの部屋は2か月ぶりの「岡村先生!シリーズ」です。
今回のテーマは、昨年一番多かったご相談内容を選ぼうと決めていました。
そこで2019年のメールを遡り、数えてみたのですが、ワークショップだけでも数十件、「大人数」に絞ってもかなりの数のご相談をいただいていました。
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ここ数年、TABICAをはじめ「体験型」が注目されています。
花業界でも、はじめての方が気軽に楽しめるハーバリウムの影響で、体験型1回完結単発レッスンや「ワークショップ」が大流行しました。
そしてその後も「フラワーレッスン」の需要は高まっているようで、人気講師は毎月出張している方もいらっしゃいます。
中でもPTAや企業の福利厚生などで、大人数のワークショップ依頼も数多く来ているそうですが、ご自宅やレンタルスペースなどで少人数レッスンをしている先生は「嬉しいけど、こんなに大人数を一気に教えるなんて自分にできるのか…」と不安になり本部にご相談いただくことが多々ありました。
そこで、今回は「大人数レッスンで失敗しない為のノウハウ」をテーマにお話しさせていただきます。
『「岡村先生!50人のワークショップ依頼が来ちゃいました!汗」【大人数レッスンで失敗しない為の5つのノウハウ】』
その1)ご相談メール
その2)団体レッスンご依頼内容
その3)報酬の内訳
その4)団体レッスンの進め方
その5)団体レッスンで失敗しない5つのノウハウ
それではどうぞご覧下さいませ!
昨年ライセンススクールになられたばかりの先生からこのようなご相談メールをいただきました。
「ここ最近で団体さまよりレッスンのご依頼をいただく事が少し増えました。まだ私自身かけ出しで、このような場合の講師料を、どのくらいいただくべきか決めかねております。
今までは団体様によって、講師料として先にご提示いただく事が多く、その団体さまで講師を呼ぶ場合の慣例のようなものがあり、提示された金額をいただいている現状です。
今回、40~50名様のグループからのご依頼で、材料費、出張費など全て込みで、いただきすぎる金額をご提示いただきました。
そこで、明細をこちらから提示して金額のすり合わせをしたいのですが、こちらから講師料を提示するのが初めてで、決めかねております。
相場などはないのかもしれませんが、今までお受けしたものは、20~30人のレッスンで3000円から1万円までとバラバラです。
自分の基準として、人数が多くなれば講師料も多く設定するものなのか?など、気をつけるポイントもさっぱりわからない状態です。
また、今回人数が多いので、知り合いのフラワーの先生にも当日お手伝いいただく予定で、その場合の講師料もどう振り分けるべきか、悩んでおります。
何かアドバイスいただけたらと、メールをさせていただきました。」
スクール運営するようになってから数か月で、団体のレッスン依頼が増えてくるなんて素晴らしいですよね。
ぜひ応援させていただきたいと思い、すぐにお返事を差し上げました。
そこでまず私が気になった点をいくつか質問させていただきました。
①レッスン内容
…レッスン時間と花材費によって報酬を計算する為。
②先方に提示されたご依頼料金
…本当にそれが不当に高すぎる金額なのか。
もちろん、ご契約上外部に漏らすのが難しい場合は、可能な範囲でお答えいただきたいとお伝えしました^^
その1で質問した内容について、すぐにお返事していただけました。
①レッスン内容・・・高校のPTA講座、アロマワックスバーレッスン(一人2個作成希望)。人数が多いので2回に分けてレッスンさせてもらえないか依頼中
②ご依頼料金・・・材料費や講師料、出張費など全て込みで14万円
それでは①②について詳しく解説します。
・・・続きは本編をご覧ください。