こんにちは。
長野県小布施町のFEJライセンススクール『花と木の実cocochiya』(はなときのみ ここちや)勝川由美子です。
今回は前回に引き続き、
花作家さん、フラワー教室、店舗を営む上で、素敵な作品を作ることと合わせて習得したい、綺麗な写真を撮る技術の押さえておきたいポイントをご紹介したいと思います。
私もまだ日々自分の作品を撮りながら、花も写真も、学び中ですが、これから花活動を始めるよ。という方に、私のような失敗をすることがないように^^;
こちらでは、カメラ初心者さんでも簡単にできる、作品を撮影する時、押さえておくといい【作品撮影のポイント】を、3回のシリーズに分けて、ご紹介いたします。
一眼レフ、ミラーレス一眼、スマホでも共通です。
それでは今回は、
「主役を引き立たせるボケのある写真の撮り方」の3つのポイントをご紹介致します。
1.F値(絞り)は小さい数値にする
2.被写体とカメラの距離をなるべく近く、背景は離す
3.前ボケは、被写体にピントを合わせて、カメラと被写体の間にぼかす物を入れる
ボケのある写真は、ふんわりとして優しい印象のなります。また、メインの主役以外をぼかすことで、自然と主役が引き立ちます。
すべての写真をぼかせば良い訳ではないのですが、スマホなどの小さなデバイスで見る場合や、最近のInstagramの傾向では、ボケ感の強めの写真が好まれる傾向があります。
ぜひ皆様も、きれいなボケ感のある作品写真を撮ってみてください♪
では、ご覧ください。
F値とは、絞りという光を取り込む穴の開き具合の数値です。レンズによって、この数値が異なりますが1.4〜22程度の幅で設定することができます。
このF値の値が小さい数値になればなるほど、背景が多くボケます。
(スマホの場合は、ポートレートモード機能がある機種などでF値を調節して撮ることが出来きます。)
こちらは、F値4.5で撮影した写真です。
こちらは、F値1.6で撮影した写真。
背景のグリーンのボケ感に違いが出ます。
もっとボカしたいときは、F値を小さく。ボケすぎていてもう少しはっきり見せたいときは、F値を大きくします。
主役の花にピントを合わせて、はっきりときれいに写し、背景をぼかすことで、主役の花に目線が自然といき、主役が際立ちます。
見て欲しいものを見てもらうときに、主役以外をぼかす撮り方は有効です。
同じカットを撮るときも、F値を変えて複数回とってみて、自分の心地よいボケ感を見つけましょう。
ボケた写真を撮りたいと思ったときは、まず一歩前に。それだけでボケの量が変わってきます。
そして、被写体の後ろは距離をあけて離すほど、大きくボケます。
写真に前ボケがあると、写真全体が、ふんわりと優しくなります。
被写体にピントを合わせて、カメラと被写体の間に前ボケとなるものを入れ込むことで、前ボケ写真を撮ることができます。
前ボケには、グリーンや、かすみ草や、ブルーファンタジーなどおすすめですよ♪
今回は、「主役を引き立たせるボケのある写真の撮り方」の3つのポイントをご紹介致しました。
1.F値(絞り)は小さい数値にする
2.被写体とカメラの距離をなるべく近く、背景は離す
3.前ボケは、被写体にピントを合わせて、カメラと被写体の間にぼかす物を入れる
いかがだったでしょうか?
ふんわり優しいボケ感のある写真は、お花との相性もぴったりですので、ぜひ作品撮影のときにチャレンジしてみてください♪
花製作と合わせて、作品撮影も楽しくきれいな写真を楽しんでいただけたら幸いです^_^
最後までお読みくださりありがとうございます。
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勝川由美子
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