皆様 こんにちは。
奈良県宇陀市 フラワーサロン「HANARA-ハナラー」の中野です。
お花の贈り物というと花束・ブーケは根強い人気です。
贈り物をお渡しする場面でも、花束は見栄えしますし、持ち帰る時にも軽くて運びやすい事も人気の理由の一つかもしれません。
贈り物のブーケというと生花のイメージが強いかもしれませんが、プリザーブドフラワーのブーケはいかがですか?
枯れないからこそ、形に残り記念として長く飾って頂けます。
また、プリザーブドフラワーなら枯れない利点を生かして、前もってご自身で手作りすることも可能です。
送る側にも送られた側にもメリットがたくさんのプリザーブドフラワーブーケです。
今回は少ない材料でも可愛く出来るミニブーケの作り方をお伝えします。さらに逆さに吊るせばスワッグとして飾る事も出来るデザインになっています。
それではご覧くださいませ。
花材
左から
・ユーカリ・エキゾチカ(ナチュラル) 1/2束
・ブラックベリー 適量
・タタリカ(白)1/4束
・ソフトミニカスミソウ(白) 適量
・ソーラーローズ・小(白)1輪
・ラグラス(ピンク・白) 合わせて5本
左から
・ソフトピラミッドアジサイ(シャンパン) 1/3輪
・ソフトアナベル(カシスピンク)1/3輪
・ミニカーネーション 1輪
・ローズいずみ(モーブピンク) 1輪
資材
左から
・麻紐
・サテンリボン 25㎜幅(ワイヤー入り)
その他
・#24裸ワイヤー
・フローラルテープ(ブラウン)
をご用意下さい。
①まず、花材をワイヤリングしていきます。
ローズとカーネーションはクロス、アジサイは5~6個に小分けにしてツイスティングします。それぞれブラウンのテープでテーピングします。
point:ブーケのワイヤリングはワイヤーをカットせず、フルサイズのまま使います。また、ローズのワイヤリングは通常のクロスの他にインソーションもしておくと安心です。
タタリカ・ブラックベリーは、小分けにして同様にツイスティング・テーピングします。
その他の花材はワイヤリング無しでOKです。
point:ユーカリは枝の長いものは切り分け、下の方の葉は外しておきます。短すぎる枝はワイヤーを掛けてもOKです。
下準備はこれでOKです。
①ブーケを組み立てます。ユーカリを中心に置き、これを軸に組んでいきます。その上にソフトミニカスミソウを重ねます。
point:ユーカリよりもやや手前に重ねます。手前に来るほど短く手前に重ねると綺麗に仕上がります。
②タタリカを中心~左側、ブラックベリーを右側へ足します。
point:ワイヤーを左右に曲げ、中心から広がるようにバランスよく配置します。
③次に、ラグラスをブラックベリーの後ろから挿しこみます。アジサイ2本をタタリカの上に短く重ねます。
point:上に重ねる花材ほど、ステムを短く手前に寄せて持ちます。
④ローズとカーネーションをアジサイの下に入れます。この辺りからワイヤーを少し折り曲げ、角度を付けてからブーケに組みます。
point:角度を付ける位置で高さを調整し花材の高さを揃えていきます。
⑤ソーラーローズは左手前、残りのアジサイを手前に配置します。
point:手前の花材ほど、ワイヤーに角度を付けて横から見た時に高さが出るようにします。
⑤バインディングポイントをワイヤーで固定し、ステム部分を5㎝程度残しカットします。
point:さらにワイヤーで固定した部分をテーピングしておきます。
⑥テーピングした部分にリボンを巻きます。10㎝程度にカットしたリボンをグルーで貼り付けます。
⑦麻紐で輪を作り、ブーケの裏面に固定します。スワッグとして使う場合に、この部分を壁に掛けます。
⑧ステム部分にリボンを結んだら完成です♪
フラワーベースに飾ったり、スワッグとして壁に飾っても可愛いです♪
いかがだったでしょうか?
プレゼントにもらって嬉しいプリザーブドフラワーのミニブーケをご紹介しました。
組み方をワンサイドブーケに工夫すればスワッグにも使える形になります。
比較的少ない花材でも作る事が出来ますので、余った花材の有効活用にもおすすめです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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奈良県宇陀市のフラワーサロン
「花と暮らそう」
HANARA -ハナラ-
FEJ認定講師 植物雑貨クリエイター 中野真弓
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