前回はレジュロンの工房内の様子をご紹介しました。
(前回の様子はこちらからどうぞ)
今回は実際に受けた「コサージュ研修」の様子をご紹介したいと思います^^
こちらは、糊入れ後の生地を乾かしているところです。
上下左右から生地を引っ張るようにして乾かします。
こうすることで、乾いた後の生地がシワになるのを防ぐことができるのです。
大きな木枠には無数のクギが付いており、そのクギに生地を差し込んで留めます。
糊入れを終えた生地は、染色です。
こちらは染色ルームです。
パリらしいステキな発色の花びらは、レジュロンの当主・ブルーノ氏によって
作り出されます。
生地の全面に染料を入れる染め方や、あえてムラを出すようにするやり方など、
染め付け方法も様々でした。
染付けの後は、生地のカット。
この機械があれば時間のかかる型紙からのカットも、短時間でできますね^^
(コレが欲しい~(笑))
続いてコテ当てのレクチャーです。
FEJの服飾花コースでは温度調節が可能な電気ゴテを使っていますが、
レジュロンで使っているコテはこちら。
コテの先端をバーナーの火で熱し、生地に当てます。
生地が焦げないようにするためには、熟練の技が必要です。
先生にお手本を見せてもらったのですが、丸ゴテ、弁ゴテ、へり返しゴテなど
たくさんのコテを自在に操り、 美しい花びらを次々に完成させてゆく姿は、
まさに職人技でした。
コテ当ては、当てる角度や力の入れ具合、コテの温度がとても重要です。
研修では慣れない鉄のコテに戸惑いながらも、徐々にコツを掴み、
私もステキなコサージュを作ることができました!
スタッフの方は皆、コサージュ作りに情熱とプライドを持っていて、その気持ちが作品にも表れていました。
私もレジュロンの研修生として、その技術とスピリットを少しでもたくさんの方に
お伝えしていきたいと思いました。
マコ
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