資材屋さんに行くと様々なテイストや質感の花器が棚に並んでいます。
アレンジにおいて花器の占める面積は大きく、作品の仕上がりを大きく左右します。そして花器選びもセンスを問われる部分でもあります。
一般的には周りのインテリアや用途に合わせて決めることが多いのですが、迷わない花器の選び方をご紹介したいと思います。
素材
ガラス製、金属製、陶器製など様々な花器がありますが、派手な花器よりもシンプルな花器のほうが様々なお花になじみます。一方、個性の強い花器や重々しい花器は花が限定されてしまいますが、シンプルなアレンジの場合は花器の存在感が引き立ちますので個性的なアレンジに仕上がりやすくなります。
アレンジが少し平凡だなと感じたら、花器を個性的にしてみるのもお勧めです。
色
白、黒、ベージュ、ガラスの透明な色、ピンク、水色など様々な色があります。
基本的にはシンプルな色で花の色とぶつからない色を選ぶと良いと思います。
クールなイメージに仕上げたい時はシルバーや黒を選ぶと、甘いアレンジでも少し大人っぽい印象に仕上がります。
また、アンティーク風に仕上げたい時は、つやありよりもマットな素材を選び、グレー色の花器やブリキのような質感の花器を選ぶとアンティークな色合いのお花によく似合います。
形
花器には様々な形があります。口が広すぎて花が落ち着かず、たくさんの花材を入れないといけない場合。口が狭すぎてサハラの設置に困り、花もアレンジしにくいという事もあります。口の広さは10センチ~15センチくらいのもので、高さは口の広さの2倍くらいの物が使いやすいでしょう。
花器選びに迷ったら、ぜひご活用ください。
花器の選び方を教えてくださったのは
「メリア」末吉先生です。