BLOG Preserved flower times

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それ、残りもの?S石先生の教室での出来事。

 

未来の生徒様へお教室に入会して頂く為の大事なステップ「体験レッスン」。

体験レッスンの際に重要なことは何点かあり、FEJでは会員用の掲示板やメルマガ、またはコンサルなどでそれらの情報を発信しています。

 

今日は、FEJ認定講師S石先生のお教室の体験レッスンで実際にあった出来事をお話ししたいと思います。

 

「え~、先生これって残りものなんじゃないんですか?」

 

体験レッスンにいらした生徒様に、できるだけたくさんの花色の中から、お好きなものを選んでいただこうと、S石先生がはりきってローズの箱を机にお出ししていた時のこと。

並べたローズの箱を見た生徒様がおっしゃった一言です。

どこの教室でもそうですが、ローズは、未開封だったり、 いくつかローズを使っていたり、 最後の1輪が残っていたり、それぞれの状態の箱が常時ストックされています。

これは、お教室を運営している人にとっては当たり前。

たとえ最後の1輪の箱であっても、特に古かったり、残りものだったりでは決してありません。
お教室では日々たくさんのお花を消化しており、使用済箱の処分に追われ、ゴミ回収の日が待ち遠しいほど(笑)。
講師にしてみれば本当に「たまたま」というだけのことなのですね。

 

しかし、事情を知らない体験の生徒様に、そんなことは計り知れません。
その生徒様は、そんな状態のローズの箱を見て、残り物ばかりを自分に出されたように感じてしまったようです。
本当はそんなことないのに・・。
S石先生は困ってしまいましたが、なんとかうまくその場は切り抜け、事無きを得ました・・。

 

さて、この話しからわかることは、生徒様にはスペシャル感を感じていただける準備が必要だということですよね^^

といっても、大げさに考える必要はありません。ちょこっとしたことで十分です。
例えば、お色が最初から決まっているアレンジなら、ステキなお皿にお花をあらかじめ載せておくと良いですね。
また、お色を選ぶアレンジの場合は、アソート(詰め合わせ)にして準備しておきます。

こんな風にお花を詰め直しておけば残り物感はありません。
むしろ生徒様には「かわいい!」と喜んでいただけるでしょう。

パステル系のアソート
モノトーン系のアソート
原色系のアソート
深いお色味のアソート
同色系のアソート・・

いくつかのパターンでご用意できれば、生徒様のイメージ作りに役立ちます。
あまりにたくさんの色が並ぶと、初めての生徒様は色選びに困りますので、色をある程度絞っておくこともスムーズにレッスンを運ぶコツのひとつです☆

 

いかがでしたか。S石先生の体験談。
常にスペシャルな気持ちで生徒様をお出迎えできるよう、私たち講師はつねに気を配りたいものですね^^

 

リップルおかだそのこ

 

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@fujie_okamura
@fujie_okamura

Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。