「プリザーブドフラワーのアレンジメントは海外へ郵送できますか?」
先日、生徒様からこのようなご質問を受けました。
せっかく習ったプリザのアレンジメント。海外のお友達にプレゼントしたいとお考えの方もいらっしゃると思います。
たとえば、このようなフレームアレンジは、レッスンでも販売でも、ギフトとして大人気です。
梱包も、初心者の方でも比較的簡単ですから、海外へ贈るのにうってつけなのですが・・
海外への郵送には、いくつかのステップを踏まなくてはなりません。
それは・・・”植物検疫を受ける必要があるかの確認”です。
植物検疫とは、「海外からの病害虫の侵入を防ぐために輸出入される植物に対して行う検査」のことです。
生花では、各国で必ず行われる検査ですが、プリザーブドフラワーの場合は、送り先の国によって、対応が異なりますので、送りたい国の植物検疫機関に問い合わせをしなくてはなりません。
例えば送り先がイギリスの場合、 アレンジメントに使用するプリザーブドフラワーに、どのような薬剤が使われているか確認し、イギリスの植物検疫機関へ「日本から配送する際に検疫の必要があるかどうか」 を問い合わせる必要があります (薬剤によって、検疫の必要なものがあるようです)。
プリザーブドフラワーを作る上で使用される薬剤はメーカーによって異なりますので、これはかなり大変な作業となりそうですね^^;
こうした観点から、なにか特別な理由があったり、何度も同じ商品を同じ場所へ送るのではない限り、プリザーブドの配送は避けておいたほうが無難なのかもしれません。
その点、 アーティフィシャルフラワーでしたら、検疫の心配もないので、海外への贈り物には最適です。 生徒様や販売の際にご質問をいただいたら、さりげなくアーティフィシャルフラワーをオススメしてみてはいかがでしょうか。
プリザーブドフラワーの海外配送について教えてくださったのは
「アトリエポレン」大川先生です☆