8月も後半に入り、暑さもピークを過ぎたように感じます。

ところで、9月に入ってすぐの9日が何の日かご存じでしょうか。
9月9日は「重陽の節句」です。

五節句の中のひとつの行事です。

ちなみに五節句とは次の５つ。

人日の節句（七草がゆで無病息災を祈る日）
上巳の節句（ひな祭り）
端午の節句
七夕の節句
重陽の節句

重陽の節句以外は、今でも季節の慣わしとして私たちの生活に溶け込んでいますね。
同じぞろ目の3月3日や5月5日、7月7日が何の日？と尋ねられれば、
それぞれすぐに答えられますが、
菊の節句とも言われる重陽のお節句の9月9日だけは、
なぜか、ご存じない・・という方が多いように思います。

重陽の節句は、重陽前夜の９月８日の夜、
菊に綿を被せ、夜露と香りを移しとり
翌朝９月９日にこの綿で身体を拭う習慣があったことから
「菊の節句」とも言われています。

現在でも寺社で行事として
邪気を払い長寿を願って菊の花を飾るという風習が残っています。

お近くに寺社があり、年中行事を行っているようなら、
菊の節句も行っていると思いますので、
ぜひ足を運んで、きれいな菊を堪能されてみてはいかがでしょうか^^

そんな日本人の伝統に根付いている菊。
国花でもあり、とても人気がありますよね。
プリザーブドフラワーでも、菊の種類が増えてきました。

そんな菊ですが、意外と使い方にコツがあります。

FEJのコースで、プリザーブドフラワーの菊を使った
インテリアになるアレンジやブーケが学べます。

FEJ資格取得コースでは「ディッシュアレンジ」

FEJブライダルブーケプロフェッショナルコースでは
「和風ブーケ」

FEJ仏花コース

仏花コースの二つは、インテリアとしても飾っていただけるデザインになっておりますので、
日常で楽しんでいただけます。

重陽の節句に合わせて、プリザーブドフラワーの菊を使った
アレンジやブーケを飾るのも素敵です。
また、菊を使ってレッスンをされる方は、
「菊の節句」を豆知識として紹介されてもいいですね！

本物の菊を見る機会があると、
プリザーブドの菊の品種がわかることがあり、
ちょっとした楽しい発見になります。

今年の秋は、菊の節句を楽しみつつ、
菊の見識を深めてみようと思います！
季節感を大事にする年中行事、大切にしていきたいですね。

「アトリエフロレゾン　Atelier Floraison」　谷澤美喜子
http://ameblo.jp/mint1118